子供がかわいそう - 幸せのちからの感想

息子目線

まずこの映画は息子目線でみると幸せ？って思ってしまいます。確かに仕事は最後に掴んだかもしれませんが、子供にとったら振りまわされっぱなしでかわいそうだと思います。確かに勉強などの努力はしていたのは認めますが、本当に子供を思っていたのならあんな行動普通父親がとろうなんて思いません。息子を育てると言い張っているのも自分の意思だけ！お迎えの約束さえも守れない人が、どうして息子の世話なんてできるなんて思ったのでしょう。妻に対してもそうです！子供がママは僕のせいででていったの？って子供が尋ねるシーンがあるのですがそれに対しママの都合だよってそれは違うでしょうよと！奥さんがでていったのはあくまでも夫が頼り無さ過ぎるダメな人だったからであって、最初は息子を連れてでていこうとしていましたからね。

才能はあった

物語をみるにもともと彼には才能はあったのでしょうね。ルービックキューブというのはそれのあらわれかと！ただ疑問なのはなぜ人との繋がりもうまく仕事に繋いでいき、ちゃんと機械も売りさばいて商才もあったのに妻がでていくまで仕事がうまくいっていなかったのかというところ。個人的には奥さんが働いていたからそれに甘えっぱなしで本気になっていなかったのではないのかって思います。才能があっても本気にならなかったら意味がないよって思えるような内容だと私は思います。正直息子に関してもお気に入りであろう人形を拾いに行かせなかったり、盗んだ機械を持った人がいたからって公園で１人にさせたりとあまり良い父親だとは思えませんでした。

まさかの実話

モチーフ程度ではあるみたいですが、これまさかの実話なんですね。クリス・ガードナーさんのことを少し調べてみましたが、設定を借りたってくらいでほぼフィクションなのかなって感じました。とくに奥さんがあんなに簡単に子供を置いていくのを了承するのかな？って少し疑問だったのですが、実際は交際相手との話だったようでそれなら納得ですね。フィクションとしてみた場合設定は面白いのですが、やはり脚本が残念でなりません。もっと感動的な話だと思ってみたので期待はずれだったなって感想です。でもキャストの皆さんはとても素晴らしかったですよ！主演でもあるウィル・スミスの息子のジェイデンくんはとってもキュートでしたし！この映画がはじめての縁起だったのでしょうか？父親と一緒だったというのもあるかもしれませんが、とても自然な縁起で好感がもてました。