2人を変えた素敵な出会い
最強のパートナー
この戦いに勝つには本を燃やした方が勝ちというルールです。その中で本のことばかり気にしてしまうと負けてしまうでしょう。しかし本を持ってるのは人間で、魔物がどれだけ人間のことを信頼し相手と戦えるかが勝敗の鍵となると思います。清麿とガッシュはお互いを尊敬して強い信頼感を持っているから息のあった最強の戦いができていると思います。もちろんガッシュより強い魔物はたくさん出てきます。しかし勝てるのです。清麿の凄まじい頭脳でガッシュの力を最大限に出せることと、強い絆と、同じ気持ちで戦っているから勝てるのだと思います。
同じ意思の仲間
優しい王になると誓ったきっかけであるコルルは戦いたくないのに戦いを強要されていました。涙を流しながら戦っていくシーンではなんでこんな素敵な子なのにと切なくて大人でも泣けるほどでした。王になるために負けられないガッシュですが、ガッシュの力1人では勝てません。そこで同じ気持ちを持った数人の魔物と仲間になって戦っていきます。本当は倒すべき敵なのに倒さないで仲間になっていくところがガッシュと清麿の人の良さにあるんだなと思いました。
感動あり笑いあり
戦いのシーンが多いのでハラハラドキドキして感動するシーンが多いアニメですが個性的なキャラクターが出てきて笑えるシーンもあります。例えばなおみちゃん。近所の公園に出没するスーパー幼児で子供なのに圧倒されるキャラぶりは憎めない存在で愛らしく思いました。私はなおみちゃんが出てくる公園のシーンが好きです。ウマゴンは「メルメルメ〜」としか発音できないけど表情と動きから感情が出ているので喋れなくても気持ちはみんなと同じなんだと伝わってきます。フォルゴレやキャンチョメはふざけて笑えるシーンの方が多いので戦闘態勢に入った時のギャップがグッときます。
最初このアニメを見たとき、子供が見て面白いアニメだと思っていました。でも、考えさせられることが多かったです。自分が良ければいいのか、誰かの支配によって苦しんでていいのか、自分ができることはあるのではないか、自分に置き換えて考えることができました。ガッシュの純粋で素直でまっすぐなところに救われた人はたくさんいました。清麿も学校に馴染めていなかったけどガッシュとの出会いがきっかけで学校で友達ができました。それに、体力の限界で絶望的になっても強い気持ちだけで戦おうとするガッシュと清麿の姿は見習うところがありました。
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