ど真ん中!直球の王道少年漫画!
笑って熱くなれてそしてとにかく泣ける、それがこのアニメの感想です。少年漫画のいいとこどりのような印象を受けました。
まず物語を深くしているのが人間界に100人の魔物の子がきて自分の術が書いてある本を読むことができる人間とパートナーとなりともに戦うということです。
まず一つに魔物とはいえ子供だということです。ときに残酷なぐらいに子供故度が過ぎることもあり、道を踏み外すことがあります。それをパートナーとの絆で乗り越えていくところが素晴らしいと感じました。また子供故にこの間まで泣き虫だった子が自分の夢を見つけ敵からも志ある強い目と評価されるくらいに成長が早いということです。
もう一つが本の存在です。本を読めるパートナーがいなければどんなに強くとも術は打てません。またこの本を燃やされると魔界に返され次の王になるという権利がなくなるのです。この残り一人になるまで本を燃やしあうというたたかいのルールが感動を多く生みます。なぜなら友人以上の関係となった人と魔物の子が別れなければいけないということが起こるからです。
この別れが死ぬわけではないが永遠の別れになるかもしれないという点がこの漫画が安心して泣けるところです。死なないけど温かくそして悲しいとにかく泣けます。
ギャグやバトルも満点でとにかく面白かったです。
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