もずくずりんの作品紹介
あらすじ
奨励会という将棋のプロの養成機関、そこでプロを目指していた菅田という男。
あと一歩でプロ棋士の夢を絶たれ、今はただ賭け将棋で日銭を稼いでいる。連日無敗。そんなとき、アキバの受け師という名の、可愛く、めちゃめちゃ将棋が強くおっぱいが大きい真剣師(賭け将棋で生計をたてる人)と勝負をするが惨敗。そんな、アキバの受け師からお願いをされる。『一緒に鬼将会を潰してくれませんか?』とてつもなく大きな闇の組織との戦いが幕をあける…。
こんな稚拙なあらすじですが、この漫画の凄いところは、将棋がわからなくてもおもしろい!ところです。私は初めて、柴田ヨクサルさんのお話を読みましたが、漫画の言葉の勢いがすごいですね!文字数が多い!なのにスラスラ流れるように読める!駒を打つ音さえも聴こえてきそうな、勢いのある画と非常にマッチして、将棋を指してるのにまるでバトル漫画!!まぁ、ほんとにバトルシーンもあるんですが…笑
また、菅田とアキバの受け師との恋も見所です。
重すぎる純情で笑えます。菅田は初めて将棋と同じくらい愛せる人に出会えてその人の為に死ぬ気で将棋を指す姿に、ここまで人を好きになれるのか、と考えさせられるものがあります。
そして鬼将会と言う謎の組織…。
本当に命を賭けて将棋を指します。菅田達も鬼将会も命懸けで指します。血を吐きながら将棋を指す画は心にグッとくるものがあります。
最終的にはプロ棋士もでてきて、日本の将来さえも担う戦いになります…!
好き嫌い別れるかもしれませんが、私はこのクドイくらい熱い漫画大好きです。これから熱くなる季節、もっと熱くなりたい人にオススメです!
- あなたも感想を書いてみませんか?
- レビューンは、作品についての理解を深めることをコンセプトとしたレビューサイトです。
コンテンツをもっと楽しむための考察レビューを書けるレビュアーを大歓迎しています。 - 会員登録して感想を書く(無料)