これは名作！ - スニーカーズの感想

これは名作ですね、出演陣も非常に豪華かつ多彩。今はなきリバー・フェニックスが出演している貴重な一作です。もう日本ではリバー・フェニックスを知ってる人もだんだん少なくなっていく一方でしょうね、リバー・フェニックスは「スタンド・バイ・ミー」に出演、人気絶頂のさなか２３歳という若さで亡くなりました（薬物の過剰摂取が死因と言われている）。風貌やイメージが若い頃のレオナルド・ディカプリオとダブります、しかし演技力では分かりませんが二枚目ぶりではレオ様より数段上と言っても過言ではありません。伝説になってしまった俳優さんです。

他にもこの映画には語り尽くせないほど様々な一流の俳優さんが出ています、主役はロバート・レッドフォード、それに対峙する悪役にはベン・キグズレーという贅沢さに加えて脇役では「ゴーストバスターズ」「大逆転」のダン・エイクロイド、シドニー・ポワチエも出ていましたね（オスカー俳優で近い作品では「ジャッカル」に出演しています）。

本作の脇役で一番光っていたのは盲目のホイッスラー役のデビット・ストラザーン、この人は非常に役の幅の広い人で最近では「GODZILLA」にも出ていました。「激流」ではごくありふれたマイホームパパを演じ、「ボーン・アルティメイタム」では一転して冷酷なCIAのお偉いさん、続く「ボーン・レガシー」にも同じ役で出ています。

このように本作は役者さんだけ見てても飽きませんがストーリーも綿密に練られており、爽快なエンディングにも満足の一作です。