マンガからファンです。
まず、峰なゆかさんのファンで、シュールでするどい内容、そして絵のセンスから一気に『アラサーちゃん』のファンになりました。なので、ドラマ化が決定したときは興奮しまくってました!
アラサーちゃんのテーマとしては、私的には『女と男のホンネ』。今の時代、本当に心の中で思っていることは口にすることなんて少ない、むしろないと思います。アラサーちゃんに出てくるキャラクターたちは悶々としながらも、その心の中のつぶやき、私たちの言いたいことを代弁してくれているような感じです。それがあてはまりすぎてて、面白い。
さて、いざドラマを観てみると・・・。私もマンガ時代からアラサーちゃんは壇蜜さんで決定だろうと思っていたので、キャストについては驚きはありませんでしたが、壇蜜さんの演技が・・・。棒読みだったり、感情こもってなかったり。少し残念でした。ですが、観ていくうちには、壇蜜さんの演技から、アラサーちゃんの不器用さが伝わってくるようになりました。今ではアラサーちゃんイコール壇蜜さんですが、もう少し演技の幅を広げてもよかったんじゃないかと思います。他のキャラクターはほぼほぼマンガと変わらず、すごく楽しめました。ゆるふわちゃんは観てて腹立ってくるし(女目線からすると、笑)、ヤリマンちゃん(ヤリリンちゃん)、非モテちゃんは本当にマンガそのまま。サバサバちゃんは少しやりすぎかなーと思いましたが、佐藤仁美さんだからサバサバちゃんを演じられたのかも、と思います。一番びっくりしたのは、文系くん役の忍成くん。まさか彼がアラサーちゃんに出てくる文系くんになるとは・・・。萌えました(笑)
演出的には、マンガでは胸も放りだしてたりするけど、さすがにそれはなく(あってはダメですね、笑)、ですが男女の交わりのシーンはドキドキするものがありました。誰かと一緒にドラマを観るとかはできませんでした(笑)
面白味としては、マンガから入った方は少し物足りなさというか、少し首をかしげるところもあったかもしれませんが、ドラマから入ってマンガを手にした方は、アラサーちゃんの世界にとても取り込まれたのではないでしょうか。
シーズン2をするのであれば、少し楽しみです。
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