一度は見なければならない名作。 - 救命病棟24時 第3シリーズの感想

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救命病棟24時 第3シリーズ

4.254.25
映像
5.00
脚本
4.50
キャスト
4.00
音楽
4.50
演出
3.75
感想数
2
観た人
6

一度は見なければならない名作。

4.54.5
映像
5.0
脚本
5.0
キャスト
4.0
音楽
5.0
演出
3.5

いつ来てもおかしくない、東京近郊の震災を忠実に描いているドラマ。何度見た事か。

医療ドラマにありがちなただのヒューマンドラマではなく、事実と統計に基づいた設定なのでとても臨場感がある上に、ドリカムの音楽の良さだけでも涙してしまうほど感情移入できる、しなければならない作品だと感じる。

東日本大震災の後見返してみるともっと勉強になる事が多々あった。何気ない描写、例えば「地震が来る前に鳥が飛ぶ」事一つとっても勉強になり、医療だけではなく消防士の葛藤、政治家や老人の苦悩という目を逸らしたい部分も描かれている。平和ボケして、どこか人ごとだと思っていた事がとても身近に感じた点では恐ろしい作品とも言えるであろう。リアリティがありすぎて鳥肌が立つ。

松嶋菜々子演じる小島の芯の強さと婚約者を亡くした時の落胆の差、綺麗ごとだけではなく家族や家が心配だから帰ってしまう人間くさい正当で誰も責める事などできない医療従事者、少しの事から食中毒まで発展してしまう誰もが持つ無責任さとライフラインの無い生活の恐怖感。

どれを取っても絶対にあり得る事で決して人ごとではないと痛感させられる。

ただ、江口洋介演じる主人公の天才的な能力だけはこのリアリティに満ちた作品の中で浮いてしまっていて残念だ。

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震災を前提にした医療ドラマ

今回のシリーズは東京に大震災が起こったことを前提にしてストーリーが進んでいきます。楓は救命の仕事を続けていきたいために、ひろきからのプロポーズを悩んでいた。そんな中で、以前研修医時代に世話になっていた進藤と偶然に再会する。進藤は救命を辞め、国境無き医師団に所属していた。進藤に再会したことで、楓は救命を続けようと決めるのだった。東京の街はいつもと同じ。なのに鳥たちがいっせいに飛び立つ。それと共に大きな揺れを東京を襲った。医療器具や書類がめちゃくちゃになる病院。地割れしたり、建物が崩壊したり。変わり果てた東京の街。それからそれぞれの医者や人間達の戦いが始まるのだ。救命病棟の医者、小さな医院の町医者、ナースたち。彼らにも家族はいるわけで、仕事を放りだして帰る人たちも。家族と連絡が取れなくても働き続ける医者もいた。楓もひろきとなかなか連絡がとれないが、それでも運ばれてくる患者たちのために働き続...この感想を読む

4.04.0
  • まいぴんまいぴん
  • 194view
  • 653文字

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