獣医学部の学生や教授たちのドタバタ劇が面白い
動物のお医者さんは獣医学部の学生や教授たちの日々を描いたマンガです。主人公は西根公輝、通称ハムテルです。性格はおっとりとしていて温厚である意味ではぼんやりとしていて、父親がピアニストで母親がオペラ歌手で海外に在住していて、祖母と共に日本の一軒家で暮らしています。一番の友人は、二階堂昭夫です。常にハムテルと共にいる存在で、物語の開始時点から登場していて、ハムテルと同じ大学の獣医学部に進学しましたが、ネズミが苦手です。H大学獣医学部で出会った学生、菱沼聖子にひとめぼれをしますが、彼女がネズミをいとおしそうに握りしめている姿を見て、冷めました。菱沼さんは、動作が鈍くてしゃべり方のゆっくりとした少しだけ変わった女性です。血液が大好きで、血液検査でペタペタと作業するのは至福の時間です。菱沼さんの在籍している講座を受け持っているのは、菅原教授です。とても几帳面な性格をしていて、馬が大好きでほんのちょっぴりお茶目な一面もありますが、漆原教授ほどではありません。漆原教授はハムテルや二階堂のいる講座を担当している教授で、相当な変わり者です。アフリカが大好きで、白衣にアフリカンな小物を合わせた独特なコーディネートや、深夜に実験室の流しを浴槽代わりにしたりします。漆原教授は、チョビをハムテルに押し付けた人物です。チョビはシベリアンハスキーの女の子で、とても穏やかな性格をしていて、ハムテルによく懐いています。この作品はチョビとハムテル、二階堂、同居人である祖母の西根タカと動物たちが繰り広げられるドタバタ漫画です。
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