忍ペンまん丸のあらすじ・作品解説
忍ペンまん丸とは月刊少年ガンガンで1995年から1999年にかけて連載されていたいがらしみきお原作のギャグ漫画である。 ストーリーは念雅山に連れてこられてペンギンである主人公のまん丸が動物の仲間や頭領とともに忍者の修行に励んでいたが、代々伝わる「天容の笛」が頭領の弟率いる羅門衆に奪われてしまい、それを取り返すために旅に出るというものである。基本的に児童でも楽しむことが出来るギャグコメディとなっている。 単行本は全11巻出版されており(2015年2月現在は絶版)6巻までの累計発行部数がおよそ95万部となっていて平成9年度小学館漫画賞児童向け部門をエニックスで初受賞するなど人気の高さを伺うことができる。 また、1997年から1998年にかけてテレビ朝日系列で放送されていて現在バラエティ番組などで使われるようなテロップの手法を取りいれているなど当時としては斬新なアニメであった。他にも1997年にテレビゲームも販売されていた。
忍ペンまん丸の評価
忍ペンまん丸の感想
ちょっとマヌケなペンギン忍者登場!!
昔はよくアニメを見ていた「忍ペンまん丸」の第1巻は、キツネの忍者の「ツネ次郎」と、タヌキの忍者「タヌ太郎」のやり取りは笑ったが、クマの忍者「ネンガ」とサルの忍者「ガン吉」のやり取りはさらに爆笑した。が、ついに「じいや」に連れられてやって来た「まん丸」の登場は呆然とし、震える「まん丸」に意外に優しい「ネンガ」がお菓子をあげる場面は微笑ましかった。しかし、話を進めていくうちに、様々な敵の忍者や忍術の登場や、「まん丸」の隠された力が目覚めていく場面は面白い。他には「伊賀」に証拠のテープを渡しに行く「まん丸」が、意外と「ガン吉」と仲良くなって彼を「黒龍斎」から守るシーンは格好良かった。
忍ペンまん丸の登場キャラクター
まん丸
よみがな:まんまる 性別:男 性格:おとぼけ路線一直線で素直 特徴:寝相が極度なほどに悪い 特技:算数、サッカー 口癖:「こまったな」 好きなもの:ゾウ 出身:南極近くのシシカト島 夢:Jリーグに入ること 肩書:新米忍者