まだまだ謎の多い作品 - GATE 7の感想

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漫画レビュー数 3,135件

GATE 7

4.004.00
画力
4.50
ストーリー
3.00
キャラクター
4.00
設定
3.00
演出
4.00
感想数
1
読んだ人
1

まだまだ謎の多い作品

4.04.0
画力
4.5
ストーリー
3.0
キャラクター
4.0
設定
3.0
演出
4.0

現在4巻まで発売されているCLAMP先生の作品。舞台は京都となっており、戦国時代と現代社会がリンクし、戦国最強の隠威「織田信長」の謎に迫るため、主人公たちが戦いを繰り広げていく。主人公の高本致佳人は、歴史大好きの高校生。憧れの京都旅行途中ではなたちに出会い行動を共にするようになる。その戦いの中で致佳人は花と似たような力が秘められているように描かれているのだが、真相はまだ謎のままである。はなに「(自分と同じで)ない。」つまり、すべてを無にする力があると言われたり、伊達政宗には初めて会ったばかりにもかかわらず「前にも向かいあったことがある気がする。」と感じさせるなど、致佳人にいったいどんな能力が秘められているのかこれからどう展開されるかが楽しみな点である。また織田信長を探すにあたって致佳人に接近しつつあるのが徳川家光。高校の友達として致佳人と親しくしているが、妹の千姫を連れ何を企んでいるのか…。まだまだ主人公にも謎が多いように、それをロりまく登場人物たちにも隠された過去が小出しに出てきている最中なので、それがこれからの物語にどう繋がっていくのか、それぞれの思惑が見え隠れする展開にとてもワクワクする。CLAMP先生ならではの美しい絵にも心奪われる作品である。

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