図書館戦争
『図書館戦争』というタイトルだったので戦闘が多いのかなと思いましたが、意外にもラブコメだったことにびっくりしました! でも恋愛だけではなく仲間との絆や個々の成長、笑いがあるのに感動するとても引き込まれる作品でした。特に
「図書館の自由が侵される時、 我々は団結して、あくまで自由を守る」
という1巻に書かれている言葉は衝撃をうけまし た。これは作者 有川浩さんがこの作品を作った きっかけとなった図書館の自由に関する宣言に加えられている1文です。なんで有川 浩さんはなんでこの文をたしたのだろうと疑問に思いました。 この作品の背景となっている世界は『メディア良化法』が設立され厳しい検閲を断行されている“ 本が狩られる時代 ”です。そんな中唯一対抗できる機関が『 図書館 』なんです。その2つの機関が戦争をしている所も描かれていますが、 何かを守るためにはどうしても犠牲がでてしまう、 でも守るためには戦わなければ ならないことに気づかされました..。でもそんな苦難の中だからこそ愛情が芽生えたり深い絆ができるんだと思いました! 今、自由に本を読めている私達にとってはありえないと思えますが、このありえない世界になるのはほんとにいやだなーと感じました。
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