ミュージカル映画の最高潮
No Day But Today
明日でもなく昨日でもなく、今日という日を精一杯生きる
人を愛する事がどういう事でどういう意味がある事なのか
HIV・同性愛・貧困との戦い・ドラッグ・・・あらゆる事がうずまく環境のなか
それでも自分を、自分の愛する人の事を考え、悩み歩き続ける若者のジレンマと思いが
詰まっているのがこの作品最大の魅力だと思います。
また、ミューカル映画ならではの音楽のレベルもかなり高い!!!!
途中話的には ながだるみ的な部分も確かにあるものの、耳に残る音楽のセンスと構成力の高さはさすが。
ミュージカル映画は沢山あるものの、こんなにすべての音楽のレベルが高い作品は他にないと思います。
主要メンバー エンジェルが死んでしまうシーンは涙なくしては見る事が出来ず、毎回見るたびに
泣いてしまいます。
エンジェルとコリンの「I’ll Cover You
」は歌詞も甘く切なく、胸がたかまります。
私もこんな風に人を愛したい
夢を追い続ける事は本当に大変だけど、「やりとげたい」という思いを持つ事の尊さ
現実と理想のギャップでの悩みはいつでも変わらない
そんな事を見ていながら感じる作品。
題材が題材な為、好きな人は正直分かれるし、嫌悪感を感じる人も正直いると思う作品ですが
舞台化を何度もしているのも納得な、これからも残り続けて欲しいと切に願う作品です。
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