最遊記シリーズの原点 - 最遊記外伝の感想

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最遊記外伝

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画力
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キャラクター
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設定
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演出
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最遊記シリーズの原点

5.05.0
画力
5.0
ストーリー
5.0
キャラクター
5.0
設定
5.0
演出
5.0

このお話を読まなかったら最遊記シリーズを語ることはできませんね。ただ、私的に幻想魔伝最遊記→最遊記RELOAD→外伝→最遊記RELOADBLASTの順で読むことがお勧めです。

外伝は悟空、三蔵、悟浄、八戒4人の本当の始まりと言えますが、4人の繋がりを全て明確にするためにああ、なるほどなるほどとなるためには、この順番がいいかと思います。

外伝一番涙が止まらなくなるのはやはり、悟空が三蔵と死別するところですね。そこに加えて、観世音菩薩の悟空という名前だけは消せなかった、これは俺のエゴだと言う言葉にもグッときますね。

平和ボケした天界の中で、観世音菩薩は立場的に、悟空、捲簾大将、天蓬元帥、甥にあたる金蝉童子のことですら許すことは出来なかったから、罰を与えることになってしまいましたが、4人の死別に一番堪えたのは観世音菩薩だと私は思っています。

4人の謀反を本当は推してやりたい、だけど自分の立場からそんなことはできない。儚くちっていく4人の姿を見ることしかできない。そんなやるせない気持ちから悟空の名前を残したのだと思います。

最遊記シリーズで500年後また4人が再開して、三蔵、悟浄、八戒が悟空と呼ぶシーンを読むだけでジーンときます。

また西海竜王敖潤は、白龍(ジープ)になって4人のそばにいるのではないかと私は信じています。峰倉かずやさんの発言や、執筆の中に敖潤が白龍であると言及はされていませんが、500年後も4人のそばにいてくれたらいいなと私は思っています!

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他のレビュアーの感想・評価

涙なしにま読む事が出来ません

生きる事とは何なのか自分にとって大切にしたいモノ何なのか譲れないものとは何なのか不変であり続ける物はないーそんな事は日常生活のなかで当たり前かもしれないものの、死なない天上人がメインキャラクターであるからこそ、この外伝では「変わる」という事の大切さ、意味の大きさをあたらめて考えさせられました。本編である、最遊記の外伝の為、主要キャラの最後は本編を読んでいる人であれば読み始めから当然分かる事で最後には3人が「死」を迎える事は分かっているものの、どうやってその死を迎えるか想像が出来ない事もありその壮絶ともいえる最後の迎え方、最後に彼らが何を残したかったのか、涙なくしては最後読み終わる事が出来ません。何回読んでも泣いてしまう作品です。悟空の「太陽みたいだ」のセリフが、最後の金蝉のセリフ「ああ・・・やっぱり・・・太陽みてぇだ」とかぶっている所天蓬元帥の「本当はね、なんだっていいんです。憶えていて...この感想を読む

5.05.0
  • ひなたひなひなたひな
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  • 668文字

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