…大事たから傷付けたくない なんて それはズルイよ だってそれは『物』じゃないから 心を持った生き物だから
飯塚翔太
ワイルドアダプターのあらすじ・作品解説
ワイルドアダプターとは、峰倉かずや原作の漫画作品で、ハードボイルドな雰囲気が特徴となっている。 しばらく連載を休止していたが、2013年より連載を再開し、2015年現在は6巻まで発売されているが、まだ続刊中である。 90年代の横浜を舞台に、主人公で、ヤクザの年少組幹部を任されていた久保田誠と、居候の時任稔が、謎のドラッグ「W.A」に迫っていく物語。時任は誠と出会う前の記憶を失っており、右手が獣化しているのが特徴で、体が獣化して死に至るドラッグ「W.A」との関連を匂わせながらストーリーは進行していく。 主人公や周りを取り巻く登場人物が容姿端麗であり、ボーイズラブ的な表現が随所に散りばめられていることもあってか、長期連載作品にもかかわらず、今だに女性に根強い人気を誇っている。 同じ作者が描く「私立荒磯高等学校生徒会執行部」という作中に主人公の2人と全く同じ名前と容姿の2人組が登場するが、本作との関連は一切無い。
ワイルドアダプターの評価
ワイルドアダプターの感想
女性向け？でも面白い
女性向けの漫画なんだろうけど、サスペンス的で結構おもしろい。そういうストーリーがすきならば、男性にもおすすめ。ヤクザ系の仕事をしている無気力な青年・久保田誠。そこに現れたのは獣の手を持つ男。名前も覚えていないほどの記憶喪失の男に久保田は時任と名づけ一緒にくらしはじめる。ふたりは、時任の過去にふかくかかわっているかもしれないドラッグ・ワイルドアダプターを追う。久保田のいろいろ抱えてそうなところがすき。ぼーっとしてるけどやるときはやるところも。絵柄はあんまり好みではないけどキャラクターやストーリーはものすごくすき。たまにちょっとBL風味になるので苦手な人はやめておいたほうがいいかもしれない。
名村ぱんだ
ワイルドアダプターの登場キャラクター
時任稔
よみがな:ときとうみのる 生年月日:9月8日 血液型:B型 身長:168cm 体重:58kg 性別:男
久保田誠人
よみがな:くぼたまこと 生年月日:昭和54年8月24日 血液型:O型 身長:184cm 体重:74kg 性別:男
飯塚翔太
よみがな:いいづかしょうた
ワイルドアダプターの名言
時任を大事に思い大切に思う久保田。時任が真実に近づきたいと逃げることを止めた時任へ久保田は失う怖さを覚え、失いなくない、傷つけたくないと思うあまり触れる事さえも出来ずにいます。ついには喧嘩し時任は家を出ていってしまいます。この後に翔太が現れ二人を見てきた上で二人をキャラクター化し漫画に例え思うことを久保田へ告げるシーンです。久保田の臆病さは人一倍強く自覚しながらも二度と味わいたくない思いを抱えている事が分かります。向き合わなければ、逃げてはいけないと、子供から言われています。
