失敗って自由な証拠だろ?
ニケ
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「魔法陣グルグル」は1992年から2003年に月刊少年ガンガンで連載された、ギャグを交えたファンタジー漫画である。世界観はゲーム風で、ドラゴンクエストに似た中世ヨーロッパのような町や村などを巡っていく。主人公は2人で、勇者の男の子「ニケ」と魔法使いの女の子「ククリ」が力を合わせて、この世を滅ぼす存在である魔王ギリを倒すべく旅に出る、という物語である。そしてサブキャラクターも魅力的で、特に変な踊りをひたすら踊り混乱を巻き起こす「キタキタおやじ」が有名である。 話は明るいギャグが多いながらも、主人公達が真剣に困難な問題に立ち向かう姿や、少女ククリがニケを想う淡い恋心に、真面目に応えるニケの姿も垣間見えており、魅力的なストーリーとなっている。そして、この作品を特徴付けるものの一つがククリの使う魔法「グルグル」で、杖で輪を描くようになぞって作る魔法陣と、発動される魔法の楽しさ、グルグルにまつわる秘密も見所である。
現代人に必要な「明るい」漫画全体的にギャグ満載で明るい漫画なので、頭を使わずにただただ「面白い漫画」として読めます。作品中のナレーションやツッコミも昔懐かしのRPGを彷彿とさせるもので、子供の頃に戻ったような気持ちで楽しめます。作者の衛藤ヒロユキ先生はDJが好きということもあり、「楽しくいこうぜ」的な雰囲気を感じます。最近の漫画は設定が難しかったり、暗かったりという内容も多く、仕事で疲れた上に「漫画を読んで病む」ということも耳にします。ストレス社に生きる現代人には、このくらい肩の力の抜けた明るい漫画も貴重だな、と感じます。 ククリとニケの恋の行方勇者様大好きなククリと、なかなか素直になれないニケの2人の関係性が本当に可愛いです。ククリにとっては、自分を外の世界に連れ出してくれた「勇者様」。ニケにとっては、ククリは最初はミグミグ族の生き残りの女の子で「かわいそう」「守ってあげなきゃなあ」位の感...この感想を読む
オリジナルのファンタジー要素とギャグが融合された非常にクオリティの高い作品です。特にギャグは今でもしっかりと思い出せるほどに面白く、何度爆笑したことか分かりません。しかしこの作品見て分かるほどに作品中に絵柄が変化し、また後半に入ると作者が飽きてしまったのか物語が尻切れトンボになってしまうのが分かりとてももったいない作品となっています。序盤の本当にファンタジー然とした内容が最後まで続いたならば間違いなく名作と呼ばれていたことでしょう。とはいえ実際の内容でも面白い作品であることには変わりなく、2度もアニメをするなど高い人気を誇っています。さあニケとククリと一緒に冒険に出かけましょう。
アニメやゲームにもなった大人気ファンタジーギャグマンガです。勇者ニケと魔法使いククリが魔王を倒すため冒険のたびに出る!といった感じのストーリーですが、キャラクター一人ひとりが癖があって、特にとあるオヤジが出る場面はとても面白いです。ほんの少し恋愛要素はありますが、本当に少ししかないので、ギャグマンガとして安心して読めます。シリアスな展開はほとんどなく、時々バイオレンスナところもありますが、今でも十分面白く読み応えのある漫画です。独特の世界観で、面白い魔法も出てきますし、二頭身のキャラクターがコミカルに動くのは見ていて和みますので、時間のあるときに、まとめて読みたい漫画だとおもいます。
よみがな:ぎっぷる 特徴:頭部に2本の触手 特技:世界の地理の豊富な知識 癖:道に迷う 出身地:カルサ谷の谷底の風の精霊の村 苦手なこと:クサい台詞 役柄:風の精霊兼道案内役 服装:ふんどしの上にマント かけ声:ギップリャ! 戦闘能力:ほとんど持ち合わせていない 触角の能力:アイテムや魔物の探知人が持つ魔力の...
年齢(作品時):12歳~13歳 血液型:B 性別:女 性格:天真爛漫 特徴:茶髪の長いみつ編み、真っ黒なローブ 特技:踊り 好きな食べ物:チョコレート 嫌いな食べ物:辛いもの 物語上での目的:勇者ニケと共に魔王を倒す 好きな人:ニケ
ニックネーム:キタキタおやじ 生年月日:グルグル暦1260年1月1日 年齢(作品時):52歳 性別:男 所属:キタの町 性格:自己顕示欲が異常に強い 特徴:白髭で禿げている 特技:キタキタ踊り 職業:キタキタ踊り最後の伝承者 服装:キタキタ踊り伝統腰みの
ニケ
縛られていないからこそ失敗することもできるということ。
アドバーグ・エルドル
やりたいことが定まらず転職を繰り返していたミウチャの背中を押すために放たれた名言です。
ククリ
ククリだけレベルアップして自分は何も成長していない、というニケに対して言った台詞