マクレーンも歳を取ったなあ
ダイ・ハードシリーズの五作目となる作品。 副題にラストデイとあるものの、別にシリーズの完結編というわけではありません。 普通にナンバリングだけでよかったのにね。 さて、今作ではロシアを舞台に我らマクレーン警部が暴れ回るわけですが、 なんと今回は、ジョンの息子ジャックが登場し親子で悪党を退治する痛快アクション映画という 感じに仕上がっております。 これまでもマクレーンの相棒といった感じの人物は登場してきましたが、 完全に、二人の主人公といった扱いになっているのは5が初めてでしょう。 そういった点から、ナンバリングは使用しなかったのかもしれません。 さて内容ですが、 主人公が親子二人となったことによって、らしくない父親らしさを演じるジョンがなんだか なんだか可笑しかったのは良かったと思います。 が、主人公が二人になることで、ジョンの存在感が若干薄まった感は否めません。 子供の前だからか、悪態も今までより大人しいジョン。 うーん、ちょっとこれじゃないなあという物足りなさを終始感じる映画でした。 悪役にあまり魅力を感じなかったのも、残念なポイントでしたね。
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