大きな意味を持つ作品
正直に言って手放しで褒められる作品ではありません。 その理由はやはり二期からの特に「エンドレスエイト」に端を発する尻すぼみ感でしょう。 原作における短編の一つでしかなかったエンドレスエイトをまさかの8話を使って製作するという暴挙にはさすがにファンとしても呆れてしまいました。 まあ一応原作の新刊が長らく出ていなかったためという擁護も出来なくもないのですが、明らかに消失を映画に使いたいための尺稼ぎという感が見え見えなのは否めません。 しかしまあハルヒというブランド全体で見ると、以後の作品に大きな影響を及ぼした作品であるのは間違いありません。 一つはライトノベル原作アニメの増加。ゼロの使い魔やとある魔術の~などがこれにあたるでしょう。 もう一つは京アニを始めとする新規アニメ制作会社の台頭。特に京アニは以降もらきすたやけいおんなど人気作を手掛けているのは言うまでもないこでしょう。 尻すぼみしてしまったのは残念ですが、それでも大きな意味を持つ作品だったことは間違いありません。
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