テンポは良い - 交渉人 真下正義の感想

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交渉人 真下正義

3.633.63
映像
3.86
脚本
3.79
キャスト
4.21
音楽
3.93
演出
4.00
感想数
8
観た人
10

テンポは良い

3.53.5
映像
4.0
脚本
3.5
キャスト
4.0
音楽
4.0
演出
4.0

大人気シリーズ「踊る大捜査線」のサブキャラ真下正義にスポットを当てた踊るスピンオフ作品第一弾。 本シリーズでは新米キャリアを務めていた若造が、 今では意中の相手を射止めた上に、日本では珍しい交渉人という立場で大活躍。 残念ながら、シリーズの登場人物は基本的に出てきません。 しかしまあ、こういう長寿番組では仕方ない事ですが、出演者に若さを感じなくなったよなあ。 ハリーポッターを見守る心境よりかなり痛々しいビジュアルになっている気がしないでもないです。 シナリオに関してですが、結末については随分賛否両論あるようです。 確かに少々すっきりしないもやもや感が残るのは間違いありませんが、 雑誌記事で、そういう結末を意図的に作った。といった制作者のインタビューが 掲載されたところを見るに、狙い通りではあるのでしょう。 意図としてはわからなくはないですが、 そうなってくると、結末を盛り上げるための演出が少々弱い風にも感じました。 このままでは、単純に消化不良なだけの映画にしか見えないんだよなあ。 あと一歩といったところです。

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他のレビュアーの感想・評価

ユースケの新たな魅力全開

踊る大捜査線のスピンオフ作品と言えば、これを指す人も多いかもしれません。スピンオフはつまらないという従来の概念を見事に打ち破ってくれた作品と言えます。この話は、踊る大捜査線2の事件が解決した数時間後のことです。東京の最新鋭地下鉄の試験車両が乗っ取られて暴走し、乗降客200万人の命が危険にさらされます。真下は交渉人の立場で犯人との接触に成功し、じわじわと犯人を追い詰めて行きますが・・・・・・。このシリーズにおける見所は、相容れない立場同士が互いに協力して犯人逮捕を成功させることです。今回は、警察と地下鉄会社の司令室との攻防がありますが、司令室をリタイアした線引き屋のおじいちゃんの演技が光ります。また、この作品で初登場したヤクザにしか見えない刑事の寺島進は、飄々とした演技でエリートの真下と対照的なキャラクターを確立させ、彼が主役のスピンオフドラマも後に放送されています。結局犯人は・・・・・・で...この感想を読む

4.04.0
  • 黝璽黝璽
  • 81view
  • 529文字

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