あまりの思いの深さに涙してしまいました
映画化もされ、大人気の『ハリー・ポッター』シリーズの完結作です。 前作でスネイプがダンブルドアに死の呪いをかけるという衝撃の事件を経験したハリーは、ダンブルドアから託されたヴァルデモートを倒す戦いを続けることを心に決めます。命の危険があるばかりではなく、家族にさえ危険が及ぶ恐れのある戦いですが、ロンとハーマイオニーも行動を共にします。そんな危険に巻き込んでしまったことを後悔したり、責任と重さと謎の大きさに押しつぶされそうになったり、心身のストレスからすれ違ったりしながら、3人の絆はますます深くなっていきます。 そして、最後の決戦が始まった時、スネイプの抱えていたとても深い思いが明らかになり、同時にハリーの恐ろしく過酷な運命も明かされるのです。そして、死に直面した時、ハリーがどれほど両親やその親友たちを大切に思い、また彼らから大切に思われているか、さらに、ジニーのことをどれだけ愛しているかが改めて実感されます。 それ以外にもウィーズリー家の家族愛など、さまざまな人の深い深い思いがつまっていて、何度読んでも涙があふれてしまいます。 その分、最後は温かい気持ちになれますので、ご安心ください!
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