ほっこりとメタル - デトロイト・メタル・シティの感想

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デトロイト・メタル・シティ

4.434.43
映像
4.29
脚本
4.57
キャスト
4.71
音楽
4.64
演出
4.50
感想数
7
観た人
7

ほっこりとメタル

4.54.5
映像
4.5
脚本
5.0
キャスト
5.0
音楽
5.0
演出
4.5

予告見ただけでもう爆笑してしまい、絶対観るぞ!と心に決めていた作品です。 実は予告見る前は、あのメイク、自分の幼少期に初めて某閣下を見て恐れおののいた(そして泣いた)記憶が甦り、多分私この映画観ないわー…とまで思っていたはずなのに。(笑) ほんとよかった、予告見て。 そんなDMC。 本当は心優しく穏やかでほっこり系ミュージシャンの卵なねぎっちょが織り成す、真逆の方向性のメタル音楽(不本意)が支持されにされていく物語ですが、それにしても本当に松ケンが素晴らしい。 ねぎっちょもクラウザー様も、と、こんなにも両方ハマる役者さんも稀有だと思います。 あとロバート秋山演じる役の素のキモさが丁度良い。人には用意されてる最適な舞台があるんだという一種の希望を見出せました。 振り切れたこんな役の松雪さんを見たかったのでその点においても大満足。 幸薄い感じの役でも素敵ですが、きらきらひかる(ドラマ)の月山さんみたいなベクトルで強い松雪さんを見たいと思っていたので嬉しかったです。 力のある役者さんって素晴らしい。

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他のレビュアーの感想・評価

原作の再現度が高い!!

主演:松山ケンイチ 映画作品「デトロイト・メタル・シティ」の凄さを感じたのは、松山ケンイチという俳優の凄みです。松山ケンイチというと、漫画原作から実写化された「デスノート」という映画作品の、「エル」こと竜崎を演じていたイメージがありました。凄く独特の雰囲気の人物像で、個性の強いキャラクターだったように思います。しかし、松山ケンイチは、原作のイメージ通りに演じていたので、すごく印象に残っています。そして、映画本編の根岸というキャラクターにおいても、「デスノート」の竜崎とは違い、別の方向性で個性の強いキャラクターだと思います。また、「クラウザーⅡ世」においても、同様のことがいえます。しかし、原作のイメージを崩すことなく、原作ファンも納得ができる柔軟な演技だったように思います。主人公の根岸という役の、内股での歩き方や気持ち悪い動作も、根岸のイメージを見事に再現していたのではないでしょうか。ど...この感想を読む

5.05.0
  • つくもつくも
  • 149view
  • 3428文字
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