紀伊國屋書店のおすすめ映画一覧
紀伊國屋書店の人気映画から新作映画まで全529作品を、人気の高い順に一覧表示しています。レビューン映画では、感想と評価をもとにおすすめの映画をご紹介しています。
- 監督
- ピエル・パオロ・パゾリーニ、他
王女メディア
- 感想数
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- 観た人
- 1
女の恐ろしさと悲しさと、女の愛の業の深さとが、異様な美しさと緊張で迫ってくる、女の怨念のドラマ 「王女メディア」
この映画は、女の"怨念"のドラマだ。もっと遡って、女というもの、母というものの原型を描いていると言ってもいいと思う。原型だから、いっさいの...
恐怖の報酬
- 感想数
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- 観た人
- 1
はらはらドキドキの恐怖を堪能
一時も目が離せないスリルの連続子どもに、昔観た「恐怖の報酬」という映画がとても印象的だったと話したら、「どんな内容の映画?」と聞かれ、「...
- 監督
- アニエスカ・ホランド、他
太陽と月に背いて
- 感想数
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- 観た人
- 1
孤高の詩人をディカプリオが瑞々しく演じてるよ。
今でこそランボーの方が知名度の高い詩人ですが、19世紀当時のヴェルレーヌは押しも押されもせぬ大詩人でした。そんな詩人に自らの詩を送り、取り...
- 監督
- ジョン・タートルトーブ、他
キッド
- 感想数
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- 観た人
- 1
ピュアな気持ちを思い出させてくれる傑作
最初は仕事人間の嫌な奴といった印象から始まります。仕事に誇りを持っているが故の自己中といった部分も見受けられるのですが、まあ気持ちを落と...
トーチソング・トリロジー
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- 観た人
- 1
全てが全力なんだな
大好きな映画です。中年のあんまり美しくないドラッグクイーンのアーノルドと、その「家族」と「愛」の物語、陳腐な言い方ですが。ゲイである自分...
悲しみの青春
- 感想数
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- 観た人
- 1
ヴィットリオ・デ・シーカ監督の抑制のきいた演出が、長い歳月を経た、ある時代への青春追想の哀歌を静かに謳いあげた 「悲しみの青春」
抑えに抑えて、だが、切なさあふれるばかりの青春追想のエレジーである、「ふたりの女」「ひまわり」の名匠ヴィットリオ・デ・シーカ監督が描いた...
ひと月の夏
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- 観た人
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若かりし頃の英国2大俳優
今ではすっかり映画賞の常連になったコリン・ファース、シェイクスピア演劇ですっかり有名なケネス・ブラナーの若かりし日、スキー中の転倒事故で...
愛と哀しみのボレロ
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一度見ただけでは分からない
幾つかの家族の群像劇のような映画なのですが、ちょっと複雑で、一度見ただけでは何のことなのかよく分かりません。そして何よりもDVDになっている...
黒衣の花嫁
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- 観た人
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犯罪ミステリーの傑作を、トリュフォーが映像化
コーネル・ウールリッチ(ウィリアム・アイリッシュ)原作の犯罪ミステリーの映画化です。主人公・ジュリーは幸せなウェディングドレスを着たのも束...
忘れられた人々
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- 観た人
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ブニュエル流の不良少年もの
監督のタイプ優れた映画監督の中には詩人タイプと小説家タイプ、そしてその中間の三種類があるようです。詩人タイプは脚本よりも演出のタッチを重...
狩人の夜
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- 観た人
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不安がみなぎる魔術的な映像で映画ファンの心を熱くし、映画史に残る伝説的なカルト映画となった 「狩人の夜」
公開当時はまったく評判にもならず、興行成績も悪かった作品が、その後、年を重ねるにつれ評価が高まり、ついには映画史に残る名作と讃えられる作...
サスペリアPART2
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- 観た人
- 1
題名に騙されるな!続き物じゃないよ!
なぜ単体映画なのにPART2とついているのか?この映画の題名はサスペリアPART2です。サスペリアという映画があります。その続編だよねと思ってレン...
揺れる大地
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企業する若者への警告
イタリアン・ネオリアリズムの視点『世界の映画作家5』(キネマ旬報社)の中でイタリアン・ネオリアリズムを監督別に分類するならば、ルキノ・ヴ...
さよなら子供たち
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- 観た人
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フランスの寄宿学校
第二次世界大戦中、主人公のジュリアンはパリから寄宿学校に疎開してきていた生徒です。そこへボネという別の生徒が転入してきました。彼は物静か...
サン★ロレンツォの夜
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- 観た人
- 1
生きることに対する深い想いに支えられた眼差しのリアリズム 「サン・ロレンツォの夜」
「8月10日のサン・ロレンツォの日の夜に、愛する人のため、流れ星に願いをすると、それが叶う」というイタリアの伝承をもとに、若い母親が、その夜...
ルートヴィヒ
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- 観た人
- 1
滅びゆく運命を諦観し、崩壊と頽廃の織りなす美学を描くルキノ・ヴィスコンティ監督の名作「ルートヴィヒ 神々の黄昏」
この映画「ルートヴィヒ」は、イタリア北部のミラノの貴族出身であるルキノ・ヴィスコンティ監督の1972年の作品で、1969年の「地獄に墜ちた勇者ど...
昼顔
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フランスらしいといえばそうかな
ちょっと難しい感じで理解がしにくい作品だとは思います。特にラストシーンが私には理解できないのですが、雰囲気がよいことと、フランス的だなあ...
テス
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豊饒のイメージに古典の品格を根幹として、知性と情念の昇華に透明な香気がたちこめる 「テス」
ロマン・ポランスキー監督の「テス」を観終えて、いま私はその豊饒な作品世界に魅入られ、言葉もない。この深い思いをどう表現したらいいのだろう...
イヴォンヌの香り
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- 観た人
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ステキ!フランス映画。
さすがフランス映画!登場人物はそれぞれ魅力的だし、映像も美しい。最初の数分は「絶望」を描いているので全体に暗い色調ですが、「重たい」とい...
愛の亡霊
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- 観た人
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「愛の亡霊」は儚くてトレヴィアンな映画かも?!
「愛の亡霊」フランスの美意識が散財?!この映画は、人間の愛憎や欲望の悲しき果てをテーマにした内容だと思いました。火のように激しい情欲、そ...