筑摩書房のおすすめ作品一覧
筑摩書房の代表作から最新作まで全1086作品を、人気の高い順に一覧表示しています。レビューンでは、感想と評価をもとにおすすめの作品をご紹介しています。
こころ
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- 14
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- 48
こころの考察
西洋の思想と『こころ』夏目漱石のこころは主人公先生の心情が、他の登場人物の心情と食い違っているところを上手に表現した作品である。わたしは...
レ・ミゼラブル
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- 3
- 読んだ人
- 8
キリスト教文学の最高傑作。
イエス・キリストを書こうとした?キリスト教文化圏では、当然、キリスト教(聖書)の影響が強い。その中で、映画のタイタニック(キャメロン監督...
- 作家
- フョードル・ドストエフスキー、他
罪と罰
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- 2
- 読んだ人
- 6
懐かしい大好きな本
多分、初めて「罪と罰」を読んだのは、この本だったのではないかと思います。原作よりもかなり平易な言葉と文章で、物語も冗長的な部分が短縮され...
つむじ風食堂の夜
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- 4
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- 4
こんなにきれいな小説があるなんて(本作にぴったりの一曲を添えて)
こんなにきれいな小説があるなんて種も仕掛けもございません。そこにあるのは、午後6時に開店するパリの裏町にありそうなビストロ風食堂。お客さん...
太宰治 人間失格
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- 4
一人きりの小説、人間失格
人間失格は一か八か。太宰治の人間失格は多くの人が知っている作品でありながらあらすじを言える人間は少ないだろう。読んだ人間にならわかると思...
図書館の神様
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- 4
講師が文芸部(部員1名)の顧問になって…
瀬尾まいこの本を読むのは初めてです。題名に惹かれて、手に取りました。思ってたのと内容は違ってたけど、読後感が爽やかで、素敵な本だなあと思...
この女
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- 3
不思議な読後感を伴う作品、その原因を探る!
不思議な読後感を伴うこの小説、いろんな感想が混ざった不思議な読後感がある。そもそも、含んでいる要素が非常に多い。貧困、障害、社会悪、震災...
- 作家
- クラフト・エヴィング商會、他
テーブルの上のファーブル
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- 読んだ人
- 1
クラフト・エヴィング商會ファンにはたまらない一冊
クラフト・エヴィング商會は、毎回本の中で色んなことを試みている。フリーペーパー『moon shiner』もその一つで、本を購入した読者へ贈るオマケの...
それなりに生きている
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動物の話題が多い、エッセイ集
「ちくま」という雑誌の2007年9月号から、2009年8月号まで、というおよそ2年間、連載されていた、エッセイをまとめた本です。猫や犬な...
すぐそこの遠い場所
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- 1
いっぱい
「すぐそこの遠い場所」どっち?「すぐそこなの?」「遠いの?」どっち?ってなるタイトルですが、そこが面白い。内容は、なにか別世界の童話のよ...
ないもの、あります
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本当にあったら面白いモノたち
クラフト・エヴィング商會は一体何者なのか、というのは、彼らの本を読み始めたばかりの全ての人達が疑問に思うところだろう。基本的に、彼らが出...
とりつくしま
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- 2
せつなくてやさしい魂の話
亡くなった人間が、「とりつくしま係」から、何かにとりつくことができる、何がいいか?とたずねられるところから物語がはじまる、短編連作集。一...
蟹工船・党生活者
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戦前の革命文学
地獄の囚人たち、ここは海の上の監獄「おい地獄さ行ぐんだで!」その一言から物語は始まる。その船は刺すように冷たい強い風が絶え間なく吹いてい...
杏のふむふむ
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面白"杏のエッセイ"。
どーーーやったらこんな人に育て上げることができるんでしょうかほんと。誠実で歴女で絵心あってスタイル良くて美人。この要素の一個一個に憧れま...
エマ
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- 1
面白くて笑える
登場人物がみんな個性的でとても面白い。本当に身近にこんな人達がいたら、ちょっと頭がクラクラするくらい大変かもしれないけれど、文学作品の中...
絵本ジョン・レノンセンス
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- 1
ストーリーと言っても・・・
ジョン・レノンの描いた絵と、言葉遊びや彼を楽しむための本なので、本来日本語で読んでもそのよさは全く伝わらないと思われます。正直英語が理解...
ミッキーたくまし
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- 1
モチが可愛い
表紙や、本文中にある、独創的な、イラストも、著者自身が描いたもの、と知り、「なるほど~」と納得してしまう内容。前作「ミッキーかしまし」の...
高慢と偏見
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ダーシー氏登場
たまに「白馬の王子様」的な雰囲気で会話なんかに使われることもある「ミスター・ダーシー」のでてくるオースティンの有名作。登場人物がものすご...
命売ります
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皮肉たっぷりの和製スパイアクション小説
一つ目の皮肉:命を売るほどに生に近づくこの物語は皮肉の物語である。主人公は人生がつまらないもの無意味なものだと感じ自分の生に終止符を打つ...
という、はなし
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お休みの前に
この作品は、大人の絵本である。フジモトマサル氏の、はっきりした主線なのにほんわかとした絵柄で、吉田篤弘氏のどこか人を食ったような不思議な...