文豪ナビ 三島由紀夫のあらすじ/作品解説

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文豪ナビ 三島由紀夫

4.004.00
文章力
4.00
ストーリー
2.50
キャラクター
2.00
設定
3.50
演出
4.50
感想数
1
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1

文豪ナビ 三島由紀夫の評価

総合評価
4.004.00
(1件)
文章力
4.004.00
ストーリー
2.502.50
キャラクター
2.002.00
設定
3.503.50
演出
4.504.50

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文豪ナビ 三島由紀夫の感想

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『文豪ナビ 三島由紀夫』「世界を変貌させるのは決して認識なんかじゃない。」について

世界はどうやったら変貌するのか三島由紀夫の『金閣寺』は、実際に起きた事件を元にして書かれています。1950年(昭和25年)7月2日未明に起きた「金閣寺放火事件」です。しかし、小説『金閣寺』は、全くの別物、完全に創作です。設定を借りただけと言ってもいいでしょう。吃音の青年僧は「世界を変貌させるのは決して認識なんかじゃない。世界を変貌させるのは行為なんだ。それだけしかない。」と自問自答を繰り返して「金閣を焼かねばならぬ」と結論づけ実行します。いつの世の中も若者は無謀です。その無謀さを「美しい」ととらえるのは、若者の特権なのでしょう。子供の頃に読まされたのは、太宰治三島作品を読んだのは、中年になってからでした。学生時代に読まされたのは、太宰治です。『走れメロス』などは、文部省(当時)推薦のアニメまで作られています。どう読んでも、メロスは自分に酔っている偽善者でしょう。子供でも、それくらいのことは分か...この感想を読む

4.04.0
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