高嶺の花より・・・ 蝶々の方が・・・ 好きな所へ行けるんだからね
新川小春
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日々蝶々は、2012年6月よりマーガレットにて連載されている恋愛漫画である。 あまりの美少女ぶりに子供の時から異性にも同性にも関心を持たれ続け、ほとんどしゃべらない無口な性格となってしまった柴石すいれんと、そんなすいれんに唯一興味をしめさないような態度を見せる無口な空手バカ清澄とのピュアな恋物語である。 作画をなちやん、ストーリーをマキロが担当する、森下suuというユニットで作られている。単行本は、2015年3月時点で10巻刊行されている。 また、日々蝶々の別冊としてすいれんの恋の相手である川澄、川澄の友人である良祐、川澄の先輩の後平、川澄の兄である壱の4人が、アイドルになっていたらという別ストーリーが描かれた「BOYS BOOK HIBICHOU」が、2014年7月発売の本誌2014年16号に付属されている。さらに、2014年にはドラマCD化され、11月発売の2014年24号に「出会い編」が、12月発売の2015年1号に「文化編」が、それぞれ本誌の付属品として発売されている。
美しすぎる容姿の女の子高嶺の花。柴石すいれんは高校1年生の女の子であり,ひとたび顔を見れば誰もが振り返る,美しすぎる容姿を持つ。とにかくかわいすぎて,男子たちから好意を向けられすぎて,男子と接することに臆病になってしまっている彼女は,高校でもそれは変わらず。むやみやたらに声をかけられたり,デートに誘われたり,無理やり連れて行かれそうになったり…親友のあやちゃんが守ってくれるって言っても,高校生にもなれば女の力では抵抗のしようがないこともあるわけだ。そこで登場する川澄くん。女子がどんな生態か,全然わかっていない男の子。空手で強くなることだけを考えているような彼は,すいれんと目が合っても唯一目をそらした人物。自分に興味を示さない彼に,逆に興味を持ってしまったすいれん。そこから一気に「好き」なのだと自覚していくことになる。自分を冷やかすのではなく助けてくれた男子は川澄くんが初めて…モテるのが当...この感想を読む
好きになるのに言葉はいらない好きよりもっと、キラキラした純粋な雫のような物語だった。現代は、言葉をものすごく雑に扱っているなと思い知らされた。言葉で表現することが全てではないことを改めて感じさせられた。川澄とすいれん どちらも考えて考えた末の言葉や気持ち、お互いが丁寧に言葉も気持ちも紡ぎだしているように感じた。特に、すいれんの言葉の使い方には、とても考えさせられる。必要な時に、必要な文だけ、必要なあなたに、とっても優しい温かい言葉だった。逆に 言葉を大量に生産して消費するのは、どうなのだろうか とも考えさせられた。人と人をつなぐのは言葉だけじゃない。ただの手段である。言葉に人を縛り付ける力もない。心の優しさがあって、初めて言葉は生かされるのだ と、すいれんから思わされた。蝶のようになりたい高嶺の花よりも蝶になりたいということは、何か自由を感じさせられた。今、社会で 自由をはきちがえてい...この感想を読む
ちょっとずつちょっとずつ…その時間がいいですよねかわいすぎて人との付き合い方に困っている超絶美少女の柴石すいれん(しばせきすいれん)と、空手一筋硬派男子代表の川澄泰一(かわすみたいち)の恋の物語。ちょっとずつちょっとずつ。ゆっくりと進んでいく恋に、ついついときめきます。主人公がすでに美少女でしゃべる回数が少ないという設定の良さたいてい恋愛モノのマンガでは、ヒロインがかわいいか、コンプレックスありかで分かれますが、この日々蝶々では”完全に美しすぎる”という設定。主人公の柴石すいれんの設定はよくあるといえばありますが、仲の良いメンバー以外には絶対にしゃべらない奥手すぎるところ・天然でちょっとずれているところ・儚い空気感がベストマッチで、新しく思えましたね。人気が出るのもよくわかります。メインの2人(すいれんと川澄)の口数の少なさは、何となくリアルな少年少女たちを映しているように思います。と...この感想を読む
よみがな:しばぜきすいれん ニックネーム:高嶺ちゃん 生年月日:3月3日 血液型:A型 身長:163㎝ 星座:魚座 性別:女性 国籍:日本 性格:マイペースで無口 特徴:美少女
新川小春
恋のライバルが高嶺の花と呼ばれていることに対しての一言
川澄泰一
幼馴染に好きな人がばれ、協力すると言ってくれたが、自分で頑張りたいという一言
新川小春
好きな人には別に好きな人がいて、それでも好きでいたけど、それが相手には迷惑なことなんだと感じた際の言葉