ロミオとロミオは永遠にの評価
ロミオとロミオは永遠にについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
ロミオとロミオは永遠にの感想
一気に読み上げました
読後感の素晴らしさたるや。元々、著者の作品が好きで、様々なジャンルを手がけることも知っていて。その中でもこの作風は初めてで、あらすじを読んだ時は期待半分、疑惑(失礼)半分で、それでも最終的に期待が勝って、手に取りました。一章にあたる部分を読み始めたら、もう最後。止まりませんでした。近未来が舞台ということもあり著者の文章と、読者の想像次第では、その構図は無限に広がっていきます。『ネバーランド』に近い印象もあるのですが読み進めると、それとはまた違った学園モノに収まらない、学園モノかと。SFの枠に捕らわれず、主人公達は、未来の世界でしっかり青春してます。そりゃもう、命がけで。勿論、合う、合わないはあると思いますが機会があれば是非、幅広い青春時代の皆さんに、読んでみていただけたらなと思う一冊です。