小類人のあらすじ・作品解説
小類人は、荻野真の漫画作品である。週刊ヤングジャンプにて1996年47号より連載を開始、2000年2号で終了、単行本として全7巻を刊行している。 今作品は、人類から派生した小類人(ちゃいるど)と呼ばれる新人類の雛形平次を中心に描いている。 市立第四亀天小学校の教室で生徒たちは「ちゃいるど」を見つけたものに、10万円の賞金を出すという噂話をしているが、肝心のちゃいるどについては何も知らなかった。学校の裏で子供相撲をしているガキ大将の大盛と3人の仲間が、雛形をちゃいるどだろと詰問し、パンツを脱がそうとしている。 そこに現れた女子の鮎川はある作戦で大盛たちを追っ払う、しかし、雛形はボクに構わない方がいいと立ち去る。そんなある日、大盛は鮎川と決闘することになるが、大盛は兄を呼んでいた。兄が動けない鮎川の下着を脱がせ足を開こうとした時、ホースが兄を壁へ引きずり込み、瞬く間に大盛たち4人を仕留める。鮎川を助けたのはちゃいるどである雛形で、その能力は自分の血で濡らした物体に生命を吹き込むことが出来るというもの。しかし転校生でちゃいるどである流動が、このことを知り、鮎川をちゃいるどと誤認してしまう。