君の人生は長く 世界は果てしなく広い 肩の力を抜いていこう
龍さん
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妖怪アパートの幽雅な日常の名言集です。現在17件が登録されています。
龍さん
主人公(稲葉夕士)がアパートで暮らしていくにあたり、戸惑いを感じていた際に肩をポンと叩き励ました台詞。
龍さん
主人公の夕士の修行を見届けた龍さんがアパートを去る際、夕士は「俺のためにいてくれたんですか」と問う。 「君にその価値があるから、私はいくらでも手助けをする」と優しく笑う龍さんだったが、その裏には、「乗り越えようともしない者に手を貸さない」と言い切る厳しさも持ち得ていた。 そんな龍さんが、夕士に伝えた言葉。
佐藤さん
アパートを出て行った主人公(稲葉夕士)が学校での悩みを打ち明けた際に言う台詞。
千晶直巳
優しい人を装っているがどこか偽善的な教師。対極的な教師の千晶が言った「世間知らずが多い」に対し、主人公が千晶に自分はどうなのかと聞いた時の返答。当たり前だけど難しい、奥が深い一言。
深瀬明
新任教師、三浦に振り回される主人公の夕士。さらにクラスメイトの女子と話していたことで他の男子からのやっかみを買い、喧嘩に発展する。 アパートに帰って今日あった出来事を伝えた夕士に、画家の深瀬が伝えた言葉。
一色黎明
魔導士の修行に励む主人公の夕士は、レベルアップした修行についていけず、体と心が落ち込んでしまっていた。 1日気分転換をして「俺って単純!」と喜ぶ夕士に、一色さんがかけた言葉。
一色黎明
イドの怪物に取り付かれた新任教師三浦を助けた主人公の夕士だったが、三浦は結局夕士を逆恨みして逆に襲い掛かってしまった。 夕士は自分の持つ力で三浦を気絶させ、警察に引き渡したのだが、自分が三浦を助けたことが間違っていたのか、助けられなかった自分が弱いのかと自分に疑問を抱き、一色に相談する。 そんな夕士に、救えないものは救えない、どんなに大きな手で水をすくっても、こぼれる水はある。と諭した言葉。
長谷泉貴
初めて夕士(主人公)の住むアパートにやってきた長谷は、大量の手土産とともに住人に頭を下げる。 それについて夕士が問うと、必要な場所に金は惜しむな、と自分の流儀を語る。
一色黎明
久賀秋音の除霊を目の当たりにし、驚いていた主人公(稲葉夕士)にかけた台詞。
稲葉夕士
クリ(幽霊)の母親の除霊を見た翌朝、アパートの住人達のいつもと変わらぬ日常を見て、心に刻んだ言葉
稲葉夕士
同級生の竹中が不良仲間たちとアパートに押しかけ、大人面しているのが気にいらないと殴りかかってきた際に、叫んだ台詞。
龍さん
主人公の夕士が、妖怪たちに触れる中で、マタギ(狩人)の一族である又十郎と出会う。 昔は人間と暮らしていたにもかかわらず、数が増えた人間は自分と異なる存在を迫害し、住んでいた場所から追い払ったという現実を知り、「俺たちはなんて汚い存在なんだ」と悔しがる夕士に、龍さんが告げた言葉。
稲葉夕士
新任教師三浦が「イドの怪物」の器に選ばれ、人を襲っていたところを助けた夕士。しかし三浦は自分の失敗を認めようとせず、夕士に包丁で襲い掛かった。 「俺は悪くない」「もうどうしようもないんだ!」と叫びながら夕士に襲い掛かる三浦。三浦を気絶させた夕士は、心の中で三浦に語り掛ける。
久賀秋音
主人公(稲葉夕士)と初対面時、夕士の両親の遺影とそこに夕士の寂しさを垣間見た時の台詞。
稲葉夕士
クリ(幽霊)の母親が死んでも尚、子供に執着する姿を見て、自身の両親と照らし合わせながら想った言葉。
佐藤さん
昔の精神病患者は「狐憑き」といわれ、死ぬまで牢屋に閉じ込められたり家族が迫害を受けたりしていた。 現代でもそれは変わらなくて、妖怪や物の怪の仕業だとどれだけ心を解いて伝えても、届かないんだよ、という場面
長谷慶二
息子(長谷泉貴)と主人公(稲葉夕士)の関係性を見て想った台詞。
生きてる主人公も育つが死んでるキャラも育っちゃう!大まかに分類するなら、主人公の自己成長ストーリーというカテゴリーになるのだと思います。でもこの作品の中では死者も成長し続けてるのがいいなぁ、と思います。実母からの虐待で心を閉ざしてなくなったクリが、妖怪アパートでの暮らしの中で心を開いていったのも、死後の成長ですよね。まり子もまた、幽霊でありながら生前の浅はかさを償うべく、必死に生きている(?)ことが明かされています。この物語はフィクションですが、実際に、人間は己を成長させるために産まれてきて、死後もその修業は続くのだと聞いたことがあります。妖怪の佐藤さんが、人間としての生活に憧れて会社員をしているのも、何だかいいですよね。限られた寿命の中で日々成長していく人間という生き物に憧れ、自分も人間のように日々成長する喜びを感じたいということなんだろうな、解釈しています。長谷くんのような人になり...この感想を読む