アド・アストラ-スキピオとハンニバル-のあらすじ・作品解説
アド・アストラ-スキピオとハンニバル-は、カガノミハチの原作漫画で、2011年4月号からウルトラジャンプにて連載が始まった。 漫画は紀元前3世紀の第二次ポエニ戦争を舞台としており、スキピオ・アフリカヌス(大スキピオ)とカルタゴの将軍であるハンニバルの戦いを描いている。この第二次ポエニ戦争は、共和制ローマとカルタゴの西地中海の覇権をかけた争いであることでも知られており、題名にある「アド・アストラ」は「困難を克服して栄光を獲得する」のラテン語である。 ストーリーはハンニバルがガリアへ向かうことから始まる。対するローマはハンニバル迎撃のための軍団を現在のマルセーユに派兵し、ハンニバル軍の行方をつかもうとする。互いの騎兵同士が小競り合いを起こした数日後、ローマ軍指揮官スキピオ(大スキピオの父)は、ハンニバルがアルプス超えを意図していることを察知するのだった。 コミックスは2015年3月24日までに7巻が発行されている。