はっぱをつかまえて!の評価
はっぱをつかまえて!の感想
オチに「え」ってなる
可愛い少年がひとり、庭で落ち葉掃除をしています。もう終わりかけていて、大きな大きな落ち葉の山。そこに新たに落ちてきた一枚。掃除を仕上げるべく、少年はその一枚を捕まえようとして追いかけます…。なかなかつかまらない一枚と、少年の他にも一緒に追いかけてくれる友達。一枚の落ち葉が風に乗り逃げていく様子が、シンプルなふらふらした線で描かれているのですが、それが何だか微笑ましい。木に引っ掛かったりまた逃げられたり、一生懸命追いかける子供達4人。そして、この短い物語は、とんでもない結末を迎えます。え?!それでいいの?!と思わされること必至です。子供というものをよくよく理解している作者に、脱帽です。