その手に1本の苗木をのあらすじ/作品解説

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その手に1本の苗木を

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その手に1本の苗木をの評価

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その手に1本の苗木をの感想

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ワンガリ・マータイさんの伝記絵本。

惜しくも2011年に亡くなられたワンガリ・マータイさん。この名前に覚えがなくても、「ノーベル平和賞」「MOTTAINAI」の要素を挙げたら、ああ、あの人か…となるかもしれません。マータイさんが生まれ育ったケニア。美しい場所だったそこは、作物や木々も豊かで、素晴らしい故郷でした。そしてマータイさんはアメリカへと留学。動植物の研究をし、故郷に知識を持って帰るつもりで励んだそうです。そのわずか5年のうちに、地元ケニアは様変わり。商業のための栽培、大切な木々はぞんざいに扱われて、人々の健康にも影響が出てしまっています。マータイさんは、木々を取り戻し人々に活力を与えるべく動き出します。一人の行動が、今や力強い植樹運動に繋がっている…ということを知ることが出来て、何だか元気を貰えました。ノーベル平和賞の受賞に一層納得するとともに、今更ながら惜しい人を亡くしたと思います。この感想を読む

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