さいこうのいちにちの評価
さいこうのいちにちの感想
1日を大事に生きたいと思いました。
時間て無限じゃなくて有限で、大事にしようって思いました。毎日、幸せに感じる心を持って生きていたいと思いました。カゲロウの1日を描いた美しい絵本です。子供達は最初読んだ時は反応が薄く、「ふーん」といった感じであまりよく分かっていない感じでしたが、何度も読んで〜とリピート希望してくるので気に入ったようです。読んでいると癒される絵本です。私の方が子供より気に入ってしまいました。本好きの義理の母も「良い絵本ね」と言っていたので、読んでみると思った以上に良かったと、気に入る人が多い絵本だと思います。とても素敵です。お勧めです。子供より大人が好きな絵本かもしれません。
「生きる」ってことに光が差す。
カゲロウという虫。羽化したあとは僅か1日だけの寿命で、でも何一つ悲しくなく生きる様子が描かれています。精一杯その短い生を生きるカゲロウ。どんな天候の現象も、カゲロウには幸せ。カゲロウにとっては、とにかく世界が、全部すばらしい。花だって全部、自分のために咲いてる…という内容のページは、何より心に残る気がします。随所に出てくるタンポポの綿毛が、カゲロウの命を表わしているのもまた良いです。よく知らなかったカゲロウという存在が、こんなに心に迫る話として現れるとは。凄い緻密な描写!というわけではなくても、幸せになれる絵をもった話だと思います。ものすごく落ち込んだ日に読むといいかもしれません。