白衣のカノジョのあらすじ・作品解説
白衣のカノジョは2010年から『ビジネスジャンプ』『グランドジャンプPREMIUM 』を経て、2015年時点で『グランドジャンプ』に連載されている。単行本は、2011年7月19日に第1巻を発行し、2012年5月18日に2巻、2013年3月19日に3巻、2013年12月19日に4巻、そして2014年11月19日に第5巻を発行している。作者は日坂水柯(ひさか みか)、過去には谷村ゆず、木村ま南というペンネームで作品を同人誌に発表している。作品リストとしては、レンズのむこう、めがねのひと、すきなひと、数学ガールなどがある。 白衣のカノジョのあらすじは、同じ高校の同僚教師である理科教師の桑原(くわばら)と、養護教諭の支倉(はせくら)は、同じアパートの1階と2階に住み、誰にも知られないように密かに恋を育んでいる。学校、自宅でお互いを思い心を燃やしていたが、なかなか身体の関係が進まない。2人の恋の行く末を描く漫画である。
白衣のカノジョの評価
白衣のカノジョの感想
恋に奥手な桑原と支倉の歩み寄りを丁寧に
支倉先生のまさかの行動から始まる恋自慰行為をですね、なんと女が男の前でやるっていう…不思議な始まり方をします。それを職場の同僚に、しかもその同僚の部屋で見られるという、何たること…!ほとんどしゃべったこともないような状況から、なんでこんなことになったんだ…?と少し違和感もありましたが、そのネタばらしはきっちり後半の巻で教えてくれました。なんだ、やっぱりお互い少しずつ気になってたんじゃん。初対面の酒の席でこんなことをやってくれたのかと思ったら引くわ~…と考えていたんですけど、納得させてくれてよかったと思います。まず1巻は、支倉先生の天然なのかわざとなのかわからない行動の数々、そしてそれに振り回されながらも気にならずにはいられない桑原先生の気持ちが事細かに描かれていきます。パンツ履かないとか訳がわからないのですが、そこはまぁ男のロマンみたいなものも含めているということで…描写が過激には感じな...この感想を読む
慎重に少しずつ歩み寄って知っていく
酔っぱらうって怖いらしい支倉先生がね…まぁなんで?って思うけど、自慰行為をしているところを桑原先生に目撃されたことがきっかけになって、物語はめくるめく展開をしていく。酔っぱらうって、怖いんだね。何をするか・言うかわからないし、いつ眠ってしまったのかも覚えていない。酔っ払いはだめだわ。さて、なんでそんな状況になったか?ということは置いといて、まずはその行為を目撃した・されたことにより、お互いが意識せざるを得なくなり、結局は付き合うところまで発展する。どちらかというと、序盤は桑原先生の視点で、こういうときはどうしたらいいんだろう?って悩み、少しずつ支倉先生を解き明かしていく感じ。後半では支倉先生の立場から、桑原先生が気になって仕方なかったことがバレていく。支倉先生の行動はとにかく謎だし、なんで?っていうポイントを質問してくる。そのせいか桑原先生が常識人っぽい。どれだけ急いでいようとパンツを...この感想を読む