ミトコンのあらすじ・作品解説
ミトコンは集英社のジャンプスクエアで2011年2月号から10月号まで連載された漫☆画太郎による漫画である。コミックスは全1巻が発売され、連載された内容のすべては収録されなかった。その後、2012年に出版社を移して新潮社の月刊コミック@バンチで連載が再開されることが告知され、2013年6月号から『ミトコンペレストロイカ』と改題して連載が開始された。純然たる続編ではなく、大幅な加筆や修整が施されている。 ストーリーは怪盗パパンに憧れる主人公のマゴコンドリア姫がパパンの娘であるヌスミと出会い、お目付け役でもあるくのいちのお汁も加えた3人で冒険の度に出るというものである。漫☆画太郎の作品としては珍しく、メインキャラクター3人が美少女で占められているが、凄惨かつ狂気に満ちた作風はいつも通りである。なお、登場人物や設定の一部は『水戸黄門』から材を取っている。実在の著名人をモチーフにしたかのようなキャラクターが登場するのも特徴である。