珍遊記のあらすじ・作品解説
珍遊記は1990年から1992年まで漫☆画太郎が週間少年ジャンプにて連載していたギャグ漫画である。基本的には中国伝奇小説の『西遊記』のパロディで主人公である山田太郎が西遊記の中の孫悟空に当たる。山田太郎は、町一番のかぶき者として有名で、警察に1億円の懸賞金を掛けられていたが、玄じょうに揚力を吸い取られた上で調教され共に天竺を目指す中で様々な騒動が起こるストーリーである。西遊記が元々のネタではあるものの、話の各所では様々な作品のパロディが用いられている。 コミックも発刊されたが4パターンあり、1991年から1992年まで刊行されその後絶盤となったジャンプコミックス全6巻、2003年から刊行された不完全版全4巻、2006年刊行の廉価版、2009年刊行の新装版がある。ジャンプコミックス版が連載当初のままのコミックだが、それ以外のコミックは全てエピソードの大幅な削除と修正、再構成と加筆が行われている。
珍遊記の評価
珍遊記の感想
細かすぎる面白さが溢れかえったマンガ
画力がすばらしくギャグ漫画を超越しているわたしは、女子なのですが、このマンガが本気で好きです。どちらかというとギャグ漫画の分類になるので、男子からの人気が多いと思います。それと、いままで女子の友達でこのマンガの面白さについて分かち合えたことがありません。。。このマンガの素晴らしさは、まず画力の凄さから入りました。画太郎先生の絵は、少し怖い、気持ち悪いと思う人も少なくないと思います。ですが、本当に迫力があり、一ページ一ページしっかりと読み込んでしまってなかなか前に進みません。。。妖力をもち町一番のかぶき者であった太郎が、とってもちいさくて、かわいらしい変な顔の姿に帰られてしまいます。この容姿のギャップにまず爆笑してしまいました。そして、一番すきな場所は、太郎が全裸でパンツを町にいき探すシーン。ワゴンの中から、お気に入りのヒョウ柄パンツを見つけたときの太郎の表情は本当にすばらしいです。太郎...この感想を読む