リングの評価
リングの感想
感染していく恐怖!
おなじみの貞子シリーズですが、映画では貞子の怖さが際立っていましたが、小説ではそこが重要ではありません。 怖いけど、謎解きが面白くて最後までとまりませんでした。 結局、貞子の呪いを止めることはできず、みんな死んでしまいます。 あれ、子どもも亡くなってしまったんですよね。両親も死んで、結構切なくなります。 先生も死んでしまうし・・・。 この後、どうなってしまうんだろうとワクワクします。 感染物ですが、呪怨や着信ありとはちがい、本当によくストーリーが出来ています。 少しずつ謎が解かれて解決に向かっていくのを一緒に楽しめます。 どちらかというと、私は、ホラーではなく科学ものって感じがします。 貞子でトラウマになってしまった方も、そういう視点では決してなく小説として本当に面白いので、ぜひ一度読んでみてほしいです。本当にお勧めです。
リングの登場キャラクター
高山竜司
よみがな:タカヤマ リュウジ 年齢(作品時):32歳 性別:男性 国籍:日本 所属:K大学文学部大学の哲学科講師 特徴:生涯童貞であったとも解釈できる 特技:推理力 物語上での目的:時折不愉快な言動で浅川を苛立たせつつも、彼の協力者として終盤まで行動を共にし、弱気になりがちな彼を叱咤激励し続ける。 最期:ビ...
浅川和行
よみがな:アサカワ カズユキ 年齢(作品時):32歳 性別:男性 国籍:日本 所属:M新聞社本社出版局に勤務する雑誌記者 特徴:近視であり、銀縁の眼鏡を常時着用している。 価値観:オカルト的なものに対する警戒心は皆無 物語上での目的:自分の不注意で「呪いのビデオ」を見せてしまった妻子を助けるために、時に弱...