雨柳堂夢咄のあらすじ/作品解説

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雨柳堂夢咄

4.504.50
画力
4.50
ストーリー
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キャラクター
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設定
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演出
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雨柳堂夢咄のあらすじ・作品解説

雨柳堂夢咄は波津彬子による、オカルティックかつコミカルな内容の漫画作品。1991年から「ネムキ眠れぬ夜の奇妙な話」(朝日ソノラマ)にて連載が開始され、単行本は14巻が刊行されている。 作品の舞台は大きな柳の木のそばに佇む骨董店「雨柳堂」。そこで留守がちな店主に代わって店番を務める店主の孫、蓮が物語の主人公である。蓮には骨董の目利きの才能のほか、「モノ」が持つ想いや声を聞き取ることができるという能力がある。その能力ゆえ、店に持ち込まれる骨董品や行く先々で出会ういわくつきの品物にまつわる因縁や愛情を巡るトラブルに巻き込まれるが、蓮の活躍で問題は解決する。 蓮に関してはその出自や能力について謎が多いが、作中では明らかにされていない。 作品はほとんどが一話完結のスタイルを取っているが、陶器のつくろい師の見習いで男装の美少女・深水釉月と贋作師の篁青二郎にまつわるエピソードはたびたび登場している。 関連作品として、画集(2004年刊行)やドラマCDが発売されている。

雨柳堂夢咄の評価

総合評価
4.504.50
(1件)
画力
4.504.50
ストーリー
5.005.00
キャラクター
5.005.00
設定
5.005.00
演出
5.005.00

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雨柳堂夢咄の感想

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物が語る言葉を聞き取れる青年。

骨董屋を営むお祖父さんの孫の青年は、物が語る声や姿が見える不思議な力を持っていました。そのせいで、売ってほしくないなど助けてほしいなどの要望を聞いてしまわなければいけなくなるので大変そうですが、関わる事件は切ないものから自業自得の内容もありました。物には命が宿る、といってある物語では今から死に行こうとしている男性が持ってきた掛け軸の中の綺麗な女性が青年に助けを求めてきました。彼は今から死ぬ気だ、なので私を彼の元へと連れて行ってほしいと。その通り男性にその掛け軸を返した次の日、男性は仲たがいした仲間から銃で撃たれて殺されてしまいました。犯人はその場に立ち尽くして、女も殺したと呟くのですが…そこに死んでいたのは男性と、掛け軸に書かれていた物と一緒の真っ白の椿でした。青年が掛け軸を回収しにくるとその掛け軸には、描かれていた綺麗な女性の姿はなく、真っ白の紙に白い椿が残されているだけでした。こう...この感想を読む

4.54.5
  • 飛鳥飛鳥
  • 72view
  • 433文字

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