恋のたまごのあらすじ・作品解説
恋のたまごは、槇村さとるが原作した漫画作品である。女性向けコミック雑誌・YOUNG YOU誌上にて2002年から連載開始、2004年に終了、クイーンズコミックスから2004年2月19日まで単行本全4巻を刊行している。今作品は、リストラされた30歳の元OLの小日向眞子に起こる転機と出会いと成長を描いている。 いつもの朝、眞子は朝食を作りながら、思わずテレビに突っ込んでいた。早朝の番組で話す女優の好きな言葉が「卵は割らなければオムレツはつくれない」と話していたからである。 出勤した眞子は、お昼前に総務課長から呼び出し受け、広島支社か札幌支社のどちらかへの転勤を打診される、事実上のリストラであった。結婚の二文字が頭に浮かぶ眞子の目に喫茶店の席に座る氏家の姿が映り、思わず近づくのだが、そこにはフロアの男を全部食ったと影で噂される立花由香が同席しており、氏家がプロポーズしていた。 氏家から呼び出された眞子はコーヒーでもかけてやろうと出かけるのだが、氏家は福岡支社への転勤辞令が出たことを伝え、眞子に結婚してくれとプロポーズした。氏家が立花に結婚を断られたのだと直感した眞子は・・・。
