泥流地帯の名言/名セリフ

主人公・耕作と拓一は、貧しい農家。 ふたりとも小学校では、菊川先生に習っていた。 姉の富の嫁入り支度もできない。 沈む耕作に、拓一が「俺たち、菊川先生に習ったぞ。」と言い、続けた言葉。

主人公・耕作の一家は、貧しい農家。 祖父の市三郎は、村人からしたわれる賢明な祖父。 その祖父が、耕作に言った言葉。

大正時代の北海道。 高等小学校に通う権太は、家の手伝いのため毎日のように遅刻をする。ついに罰として、掃除を言いつけられる。 主人公・耕作は手伝うが、机拭きをしなくても「わからないよ」と手を抜こうとする。その時に、権太が主人公に言った言葉。

高等小学校に通う主人公・耕作は、担任が嫌い。 以前の担任だった菊川先生に、担任が嫌いなために授業中に手を挙げなかったと告げる。 菊川先生は、勉強は耕作の義務だと伝え、続けた言葉。

大正時代、上富良野。十勝岳噴火とそれに伴う火山泥流が村を襲う。 主人公・耕作は、泥流で祖父母、妹を亡くす。 耕作は共に生き延びた兄に、「こんなむごたらしい死に方をするなんて……まじめに生きていても、馬鹿臭い」と洩らす。 そんな耕作に兄が言った言葉。