親指さがしのあらすじ・作品解説
『親指さがし』は、山田悠介によって書かれたホラーとサスペンスが入り混じった作品である。この作品は、2005年に幻冬舎から出版され、小説だけに留まらず、漫画化と映画化までされた一躍の話題となったものである。 本作は、とある少女が聞いた噂のゲームを5人の小学生が行い、ゲーム終了後に噂を持ち出した少女が行方不明になってしまったところから物語が始まった。ゲームを終えてから7年後、残された4人は過去の清算と事件の真相を求めて再びゲームを行う呪いと恐怖のホラーものである。 綾村切人を作画にし、幻冬舎コミックスから漫画として出版され、今では電子書籍としても売り出されている。2006年8月26日に、熊澤尚人を監督にし、単独初主演を三宅健をはじめとし、他伊藤歩や松山ケンイチらがを出演として映画化され、放映された。映画では原作から改変はあるものの、人間の怖さと弱さにスポットがあてられ、若者たちが協力して長年の呪縛を解いていくものとなっている。
親指さがしの評価
親指さがしの感想
噂話で恐ろしく
「親指さがしってしってる?」ひとりの少女が聞いた噂話を元に面白半分で小学生たちがある遊びをはじめる。それが死に関わるゲームだと知らずに始め、いざあそび終えるとひとりの少女は消えていた。それから7年後、事件の真相を求めるが・・・題材は良い。タイトルも毎回興味を惹かれるのがこの著者さんの作品。ホラー系の内容が多く、中にはリアルなものも・・・だが今回は登場人物にあまり個性がなく、文章表現もちょっと味気ない気がする。もうちょっと内容をわかりやすくしてみたら読者を飽きさせずに済んだと思いますが・・・でもまぁ価値観の違いだと思いますし、スラスラ読めるので読んでみてはいかがでしょうか。
臨場感のある文章
この作者の文章は、場面がまざまざと思い浮かぶような臨場感のある表現なのが魅力です。でも私は総じてこの方の作品が好きではありません。何故なら私がこれまでに読んだ作品はどれもバッドエンド、残酷で悲しい話ばかりだからです。読むと鬱々とした気持ちになります。この作者が書くお話は、ホラーではない種類の残酷物語も多いようですがこの話はホラーです。最初から最後まで不気味で怖いです。ホラーは相手が人間ではないし、超常現象なのでなんでもあり。もういいじゃないか・・・もうやめなよ・・・そんな気持ちで読みました。なぜそこまでして読むのかといえば、私の子供がこの作者のファンで図書館から借りてくるので私も読んでしまいます。好きな人には申し訳ないですが、私は嫌いな作家さん。なんでこんなに残酷な話ばかり書くのかなぁ・・・。
心臓の爆竹やー!
子供の頃怖い話で、「実際に体験できる…」ってありましたよね?結局私わ騙されただけの良い思いでですが(笑)あれを実際に体験できていたらこんな感じだったのかなー、と考えてしまうぐらいのめり込める作品でした。私の勝手な考えですけど、あえて言うならオリジナル性が少ない、、、なんて生意気なことを思いましたが、それでもあまりあるぐらい楽しませて頂きました。山田悠介さんの作品わ独特の怖さがあるんですけど、この作品なら単なるホラー好きの人でも一気に読みきることができると思います!ま、進めるわけでわないので責任わとれませんが。(笑)ま、私わ山田悠介さんのストーリー性にはまっているので、この本わすきですね♪