愛のアランフェスのあらすじ・作品解説
愛のアランフェスはフィギアスケート界に突如現れた美しい天才少女の物語である「別冊マーガレット」に1978年1月号ごか1979年7月号まで連載。作者は槇村さとる。全7巻。ジャンルは日本スポーツ少女漫画。 主人公森山亜季実はフィギアスケート界の天才少女。特例で世界選手権のメンバーに選ばれライバル達と氷上で競い合いながら自分の演技を確立していく。ペアスケートを組んだ黒川貢との恋、ペアスケーターとしての思いやり、距離を置かれたその関係に葛藤しながら大人へと成長する主人公の姿に読者はハラハラしながら見守り次号へと期待を馳せた作品である。 パートナーの黒川が海外へ旅立ち、心打ちひしがれながらも苦難に立ち向かう主人公。終盤は互いに心が強く惹かれあい世界の舞台に堂々と歩んでいく…夢と恋に翻弄されながらそれでも前へと進む少女の青春ラブストーリー。 海外から来た鬼コーチや美しい主人公を取り巻く苛酷な環境が見所と定評の作品である。