雨宮一彦 - 多重人格探偵サイコのキャラクター

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漫画レビュー数 3,135件

多重人格探偵サイコ

4.504.50
画力
4.25
ストーリー
4.00
キャラクター
3.25
設定
4.00
演出
3.75
感想数
2
読んだ人
3

雨宮一彦のプロフィール

本名雨宮一彦
よみがなあまみや かずひこ
性別男性
国籍日本
所属伊園犯罪研究所
性格極めて理性的で冷静な性格
特徴常に無表情
特技プロファイリング能力
正体20年前の雨宮診療所で科学者グループ「学窓」により作られたプログラム人格
戸籍名小林洋介
転移他人へ人格を転移することができ、後にハイジャック事件の時、伊園美和が西園伸二から雨宮一彦の人格を奪い取り、最終的に西園弖虎に転移。弖虎に転移してからは主人格である西園伸二の裏に隠され、ほとんど現れなくなってしまう。学窓が最も重要視する存在。

多重人格探偵サイコの感想

社会に抗い続けて完結した傑作

相当の批判があった月刊少年エース(角川書店)で連載していた当初から、かなりの批判があった。「社会に影響云々」やら「子どもの教育に云々」と言われていた作品で、殺人事件などが起こると「昨今の漫画が原因」などと言われていた。その代表的な“悪い指定図書”(有害図書)にされていたのが、この多重人格探偵サイコだ。猟奇的な殺人事件が行われる、テロが起こる、主人公が多重人格ということで、あらゆる問題を詰め込んだ内容だった。サブカルと言えばこの人、大塚英志先生が原作で、MADARA時代からのコンビでもある田島昭宇先生が作画だ。なんといっても。田島昭宇先生のかっこよくてスタイリッシュな絵柄でファンを捉えつつ、やばい事件が次々起こる、というのは、読解力のない読者にすれば「殺人がかっこよく見える」という問題を抱えていた。ありがたいことに?現実に模倣犯は出現しなかったが、通り魔殺人犯が「多重人格探偵サイコに憧れてやっ...この感想を読む

5.05.0
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