ホテルローヤルの評価
ホテルローヤルの感想
重く、エロい
直木賞を取った作品としてテレビで取り上げられており、その時にこの作品を知りました。官能小説は読んだことがありませんでしたが、著者のインタビューと直木賞受賞作品ということで手に取りました。北国のラブホテルに訪れた客や経営者の家族や従業員などの人生を描く短編集でした。内容は...よにかく重い。ネガティブ。読み終わった後は、疲れました。しかし、読んで後悔したとかではなく、心地の良い暗い気持ちになりました。登場人物は皆、経済的にも家庭的にも幸せとは言えない状況ふだったことは、少し自分の家庭にも繋がりも感じ、好きでした。大学生以上の人におすすめしたい作品です。