何を泣いてるの？わたしはあなたのために喜んでるのよ
マリヤ・ニコラーエヴナ・ボルコンスカヤ
戦争と平和のあらすじ・作品解説
「戦争と平和」は、レフ・トルストイによる、大河歴史小説である。1865年から４年間にわたってロシアの文芸誌で連載された。 この小説は、全４巻に渡り、１９世紀はじめのナポレオンのロシアへの遠征からはじまり、ナポレオン軍がロシア・オーストリア連合軍を破ったアウステルリッツの戦いなどの歴史的背景を描きながら、ロシア貴族の没落と軍人である主人公の人生や恋を描いた作品である。ナポレオンや、ロシア皇帝アレクサンドル１世など実在の人物の歴史的人物が多く登場し、登場人物の数は全巻にわたって500人を超える。 1915年にロシアで映画化された。その後もアメリカ・ソ連で映画化された他、近年では2007年にイタリアでテレビドラマシリーズとして映像化されている。日本では1998年に宝塚歌劇団が舞台化した。 また、2014年のソチオリンピック開会式では、本作のヒロインである「ナターシャはじめての舞踏会」として、バレエ作品が上演された。
戦争と平和の評価
戦争と平和の登場キャラクター
マリヤ・ニコラーエヴナ・ボルコンスカヤ
戦争と平和の名言
親友である死んだ兄の元婚約者ナターシャが兄の友人を愛していることを知ったマリヤは生前の兄の愛を思い、心が一瞬波立つ。しかし親友の涙で全てを許しその幸せを祝福する。その時の台詞。マリヤという女性の美しさ、優しさが際立つ。
