スナーク狩りの評価
スナーク狩りについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
スナーク狩りの感想
意外な展開でドキドキ感が圧巻です
宮部みゆきによるサスペンス小説で、ハラハラドキドキしながらも一気に読めてしまう作品。あらすじとしては、信頼してた元恋人に対して騙され、しかも仕組まれたこともあって、元恋人の結婚式で復讐劇かと思わせる展開から、そこから更なる復讐劇と展開していくところは、宮部みゆきならではの人間ドラマとして展開していき、ストーリーとしてもスピード感があるので、読者を引き込むチカラは圧巻です。人間の憎しみが復讐を計画建てるも、別の人間がさらなる復讐劇に利用する流れや、その復讐劇を阻止すべく展開は読み応え十分です。最後の最後まで展開が読めず、ある意味、復讐劇を成し遂げるところもあるので、読み終わった後も変な違和感はありません。展開も速いので、一気に読むことをお勧めします。