+C sword and cornettのあらすじ・作品解説
+C sword and cornettは、「遊行寺(ゆぎょうじ)たま」のファンタジー漫画である。コミックZERO-SUNで2008年6月号から2012年12月号まで連載されていた。コミックスは全8巻である。 また、番外編はゼロサムオンラインで2013年6月から2014年1月まで連載し、コミックZERO-SUNで2011年10月号で掲載された作品がAPPENDixとして2014年1月に発売された。 舞台は、アゼルブラードと呼ばれるかつて闇に覆われた地を追い払った英雄の子孫が治める国である。英雄ライツ一世が建国してから時は1000年経っている。しかし、政権は英雄の子孫であるノクティルクス王家ではなく、地方領主から成る元老院が握っていた。 そんな世界で、第三王子であるベルカは母が平民出身の妾の子ということで蔑まれて育つ。当然、卑屈になってしまった主人公ベルカであったが、世界の闇を払うべく立ち上がり、変わっていく物語。
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+C sword and cornettの感想
アゼルプラートの王子たち
一迅社から発売されている遊行寺たま先生の作品です。英雄王ライツが建設したアゼルプラートという国でライツの血を引く王族、特に第三王子ベルカに焦点があてられたお話となっています。ライツの血筋を引く王族、ライツの仲間たちの血筋である元老院、神が人に似せて作られた人ならざるものであるアモンテールが重要なキーワードとなっています。私が一迅社の漫画は好みのものが多いということと表紙の絵がきれいですきだったからという理由で読み始めましたが買って良かったなと思います。王族としての衣装、民たちの衣装などそれぞれ違いがありつつも特色があってそこを見ているのも面白いですしカバー裏のおまけ漫画も見逃せないです!国が、王族が当たり前だと思っていたことが当たり前でなくとある事件もきっかけにしてもっと国について知ろうとしていく王子の物語です。