配役のすばらしさが光る傑作
ハイクオリティな配役陣この作品にはハイクオリティな鍵となる配役が少なくとも5人います。まず、成功を夢見る劇作家デビット役のジョン・キューザックは、真面目で、少しドジで、才能に乏しいが少し力んでバタバタする感じをうまく表現してまさにはまり役です。次に主演女優を演じるダイアン・ウィースト。大女優気取りで、色気を前面に出し、マイペースな奔放ぶりをアンニュイに演じています。そしてマフィアの親分の女優志望の愛人ショーガール役のジェニファー・ティリー。キンキンとうるさい声、下手くそな演技で見るもの皆にウザいと思わせるのに十分な役回りをこなしています。デビットの恋人役のメアリー・ルイーズ・パーカーも芋っぽさを醸し出して、無能、平凡さで、デビットが別れたがる理由がよくわかるという演技を見せます。チャズ・パルミンテリの演技が素晴らしいスパイスを放つそして何と言ってもショーガールのボディガード役のマフィア、...この感想を読む
4.04.0
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