闇金ウシジマくんの感想一覧
映画「闇金ウシジマくん」についての感想が4件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
原作よりも割と優しく実写されています。
まさかウシジマ君が実写化されるとは思っていませんでした。残念なことにウシジマ演じる山田孝之は、私の想像していたウシジマ君とは外見のイメージがかけ離れていたのが第一印象です。対照的に柄崎演じるやべきょうすけはイメージ通りでした。よくもまあ、こんなに似ている人をキャスティングできたなぁと感動です。風俗嬢瑞樹の話しは原作ではお金を持ち逃げされてなんとも言えない後味の悪さがありました。実写では犯人が捕まり割とハッピーエンドな感じで終わっているのですが、それはそれで物足りないという謎の心境です。瑞樹ちゃんの臨機応変な対応は度肝をぬかれます。いくらお金の為とはいえどんなお客にも対応できる強い心の持ち主です。片瀬那奈はドラマのみのキャラクターで原作に登場しないのですが、登場した時の感想としはウシジマ君にはなかなか登場しないまともな人間という印象です。片瀬那奈が闇金にお金を借りに来る人間に対して情など...この感想を読む
怖くて目をふさぐ場面多数!
闇金ウシジマくん は、漫画の原作がかなり男性に人気という事で、旦那にも薦められ、少し読んでいましたが、精神的に読んでいて苦しくなるお話ぞろいで、生きていく上で、お金は必要だけれども、一歩間違った方向に進んでしまうと、人はこんなにも人生が狂っていってしまうのか、と教訓めいたものばかりでした。映画は、ウシジマ社長達や、ニクマムシ達の拷問が恐ろしすぎて、見てられないほど痛かった!!怖すぎました。 人生なめてかかってはいけないと思ったし、お金は簡単に稼いだり、借りたりでちゃうって甘く考えてる方もいるかもしれませんが、そんな人生甘くないという事を学べると思います。人生勉強として見る価値ありです!
やっぱり山田さんハマってます!ストーリーもGood!
山田孝之演じる丑嶋社長のドハマリっぷりにまず感動!大島優子もアイドルという枠を超えていい演技してました。ストーリーは原作の「ギャル汚くん」あたりを軸に展開していき、非常にうまく仕上がっている印象です。原作に忠実な場面や、ドラマオリジナルなシーンが入り交ざって見所満載です!ケチャップ足りねえ!には笑いましたwただ、アクションシーンをもっと見たかったという気もしますが・・ちなみに、丑嶋社長が善なのか悪なのかよくわからない所が賛否両論別れるところだと思いますが、そこがまたミステリアスで魅力的だと感じました。お金が絡むと人間変わってしまうんだ、とふと考えさせられる部分もある作品でした。ぜひご覧ください。
お金って麻薬みたいに人を狂わせるんです。
主人公である丑嶋馨(山田孝之)は10日で5割。1日3割などの法外な金利で金を貸すヤミ金業者。そこからパチンコをするためだけに借金を重ねている母の借金利息の肩代わりをさせられている娘(大島優子)は友人の紹介で出会いカフェで働いている。売春だけはしないと心には決めていたものの、食事をするだけで札が手に入る出会いカフェに居続けたためお金のありがたみを忘れてしまう。その頃大金持ちになりたいって思っているイベントサークルの代表は、いろいろなことがあってお金が必要になり主人公の営むヤミ金業者からお金を借りてしまう。そんなお金に魅せられ、現実を見ていない二人組に主人公の容赦ない取立てが行われていく話。お金って必要だけど。人を馬鹿にしちゃうんです。お金は生きていくには必要なものだけど。それだけに囚われちゃ人生が暗くなってしまうって実感した物語でした。