ガリバー旅行記のあらすじ・作品解説
ガリバー旅行記は2010年にアメリカで公開され2011年に日本で公開されたロブ・レターマン監督の映画である。 有言実行ができない小心者の主人公ガリバーは片思いのダーシーに他人の文章を盗作して作り上げた文章を送り目を引く。ダーシーは盗作だと知らずに強く感動しガリバーにバミューダ海域の取材を任す。ガリバーは航海の途中で漂流してしまい小人たちの暮らすリリパット王国に漂着し、牢屋に送られてしまう。そこで王国の王女に恋をして牢屋に入れられていたホレイショと出会い、友人になる。他国からの襲撃から撃退し運良く王を救ったガリバーは英雄として扱われ、調子にのって自分が大統領で歴代の英雄だと嘘をついてしまう。リリパット王国にニューヨーク文化を教えたり、友人のホレイショに恋愛のコツを教えたり、楽しく嘘をついたまま過ごしていたガリバーだったが、2度目の他国の攻撃をあっさり降伏してしまい、すべての嘘もばれ巨人の国に追放されてしまうが、ガリバーを助けに来たダーシーと共に危機の中にあるリリパット王国を再び救う。
ガリバー旅行記の評価
ガリバー旅行記の感想
ナンパなガリバー!?笑
ジャック・ブラックの作品だからと期待して見たけれど、最後のほうがかなりぐだぐだ感が・・・。ヒロインが小人国に来るくだりはいらないような気がしました。ジャック・ブラック主演じゃなかったら見てないと思います。ジャック・ブラックの悪ノリ要素は控えめでよかったかな。けれど、あの悪ノリ感が好きなら物足りなく感じるかもしれないです。ファミリー、もしくは高校生カップルくらいがノリよく見れる映画だと思います。原作のガリバー旅行記とは別物なので、原作を知らなくても楽しめますし、原作を知っていてもパロディ要素が好きな人は楽しめると思います。期待してた分、がっかり要素が多かったです。何度も見るほどの映画ではないですね。
抱腹絶倒
ずっと気になっていて、やっと見ることができた。絵本を現代化して映画化したもの。原作と同じように、風刺作品としての役割も果たす。メール室担当の、自分に自信がない、口ばかりの男ガリバー。旅行記事担当のダーシーをデートに誘うつもりが、結局、誘えず、ごまかすために旅行記事をかくことになってしまう。バミューダトライアングルに向かうと、竜巻に巻き込まれ、気がつくと、小人の島だった。王女役が、プラダを着た悪魔のエミリーの役の女優。ジャックブラックの演じる、ろくでなしってすばらしい。ガリバーは小人の島での体験によって自分に自信を持つことができるようになる。虚勢や見栄を捨てて、戦い、失った信用を取り戻す物語といえる。