トイレットの評価
トイレットについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が3件掲載中です。
各項目の評価分布
トイレットの感想
荻上監督オリジナル脚本の映画
荻上 直子作品の中で一番青くない荻上 直子監督作品は、「めがね」や「かもめ食堂」や「プール」や…色々ありますが中でも異色なのが、本作「トイレット」ではないでしょうか。まず、気づきます、「あ、もたいさんしか出てない」と。荻上作品にいる、いつものメンバーがいない。小林聡美や加瀬亮やすっきりほっそりした若い女性も片桐はいりもいません。もたいまさこと外国人の出てくる映画です。それで、外国人は、普通のそこらへんにいるような若者外国人です。もたいさんの出す底知れない雰囲気と混ざり合うような、意味深な部分やミステリアスさは全く持ち合わせていない外国の若者。このコントラストが、これまでとは違うぞ、と予感させてくれます。いつもは雰囲気のある役者が、皆そろって雰囲気を出すから、映画全体がとってもムーディーな感じですよね。そこが好きな方が多い。セリフもあんまりないままに語ってくるのが荻上作品の常だったのに。そ...この感想を読む