ハリウッドなのにハリウッドらしくない名作
うれしい2大スターの共演この映画は主演がマーク・ウォールバーグで、彼の弟役はホアキン・フェニックスだ。マーク・ウォールバーグは個人的には、彼が出ていたら観てみようかなというくらいには好きな俳優だ。そこに「サイン」や「8mm」で強烈な存在感を感じさせたホアキン・フェニックスが出ているとなると、観ないわけにはいかない。ただ、タイトル通り、ニューヨークの警察とマフィアの絡みがメインのテーマとなると、あまり食指が動かなかったのは事実だ。警察同士の仲間意識の美しさ、殉職した人への過剰なヒーロー扱いなどをただ強調しただけの映画を多く観ただけあって、今回もそんなものだろうと思っていたからだ。だけどどうしてもこの2人が出ているとなると気になってしまい、手に取ることとなる。そしてその結果最後まで観るのを止めることができなかった。それは当然この二人の鬼気迫る演技もあるけれど、それ以外にも多くの理由がある。...この感想を読む
3.53.5
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